星界の戦旗読本 小说

  • 出版社: 早川書房
  • 发售日: 2001-07-01
  • 页数: 182
  • ISBN: 978-4152083593
  • 作者: 早川書房編集部

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    商品説明
    森岡浩之の小説『星界の戦旗』シリーズのムック本だ。本書ではテレビアニメ放映に照準を当てて、第II部までを主に取り扱っている。
    小説『星界の戦旗』には、前編にあたる『星界の紋章』(I~III)があり、両者を合わせて「星界」シリーズが形成されている。本書は、「星界」シリーズ全体を通史しておらず、入門書とは呼ぶのは難しいが、それでも小説世界を俯瞰できるように、「≪星界≫をめぐるエッセイ」と題した、SF評論家・大森望らの解説文や、森岡自らによる「アーヴ根源29氏族」などのストーリー設定説明などの記事を収めている。

    特に、三井家、ヴェネツィア、オスマントルコの歴史や制度組織から、森岡が作品の着想を得たという、大宮信光の1文は非常に興味深いし、「星界」の世界を構造的に読み取るためのヒントにもなるだろう。また、脚本家・堺三保が、アニメ版「星界の戦旗」を話の枕に「小説(原作)と映像の相違点」について述べているが、このシリーズだけにとどまらず、広く「原作の映像化」に対する含蓄を含んでいる。

    さらに、著者自身による書き下ろし短編「夜想」や、3本のシリーズ外伝短編、アニメ「星界の戦旗2」設定資料集なども多数収録されている。「星界」ワールドの裾野ががぐぐっと広がる手ごたえを感じる。(文月 達)

    内容(「MARC」データベースより)
    「星界の戦旗」シリーズ書き下ろし短篇「夜想」ほか外伝を3篇収録、著者自ら解説する「アーヴ根源29氏族」、アニメ「星界の戦旗2」設定資料集など「星界」の魅力が満載。
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