夢幻の欠片～鎮魂歌編～ 游戏

記憶の欠片が集うとき、新たな物語が生まれる

いつの間にか眠っていた天海彩華は、電車の走行音の中で目が覚めた。
電車に乗車した記憶はあるが、それは現在乗車している電車ではない。
見知らぬ内装の電車内は少し薄暗く、
心臓を圧迫するような戸惑いがじわじわと襲い掛かってくる。
誘拐か何かを疑いつつ、天海は電車内を歩いて様子を窺った。
そこで、同年代と思しき二人の男女と知り合う。
一人は態度と口が悪い少女で、もう一人は気弱そうな好青年だった。
状況の把握もままならない中で、三人は一か所に集う。
全員が初対面だった。
簡単な自己紹介を終えたあと、少女が幾つか質問をしてくる。態度や
口が悪いものの、賢そうな彼女の話を聞いていた――そのときだった。
突如、電車内に音楽が流れ込んだ。
天海は固唾を飲んでアナウンスに耳を傾ける。
女の声をしたアナウンスが告げた駅名――
それは、誰も聞いた記憶のない駅名だった。


※ エンディング ※
　全部で七種類です。
　四つは無地の死亡エンディングです。
　残りの三つがバッド、ノーマル、トゥルーとなっています。
　根気がなければ、ノーマルとトゥルーは難しいかもしれません。　

※注意事項※
　当作品には恐怖を与える表現――
　暴力的な表現やグロテスクな表現が多く含まれております。
　ほかにも殺人、苛め、性的暴行などの描写も含まれており、
　登場人物が不快な言動を取る場面も含まれています。
　人により不快感を覚える内容がある可能性も捨てきれませんので、
　プレイする際にはご注意ください。

　現実と空想の区別ができない方、そういった物語が苦手な方、
　上記に一致、類似、酷似する方はプレイを控えてください。

　この物語はフィクションです。
　実在の人物、団体、事件などとは一切関係ありません。