DRAWING

『DRAWING』（ドローイング）は、1992年2月26日に発売された大貫妙子の通算15作目のスタジオ・アルバム。

MIDIから東芝EMI/EASTWORLDにレーベルを移籍し第1作となるアルバム。前作『NEW MOON』に続き、大貫と小林武史の共同プロデュース作品。レコーディングはニューヨークで現地のミュージシャンのトニー・レヴィン、マーク・リボー、ジェリー・マロッタらが参加して行われた。

当時大貫は雑誌の取材等で頻繁に海外を旅行しており、そこで受けた刺激はアフリカの音楽を取り入れた楽曲「OKAVANGO」(M-1)やホッキョクオオカミを題材とした「White Wolf」(M-2)の作詞などに表れている。「静かな約束」(M-8)は、後に「哀しみの足音」(M-5)とのカップリングでシングルカットされた。

2016年3月にはリマスター盤SHM-CDが発売され、2020年11月には、LPレコードが限定盤として発売された。