俺に決めた！陽二のやきもち。

変わって欲しくないと思ってても、時間や環境がそれを許してはくれない。
でも、俺たちの思いが変わらなければきっとずっと一緒にいられるよな?

3人がいっしょに過ごせた最後の夏。
今の状況に焦って、戸惑って、我慢できなくて
遂に俺はあいつに告白した。
あいつは俺の気持ちに全然気づいてなかったみたいだけど、
それでも優しく俺を受け入れてくれた。

すっげー嬉しくて、これからは絶対俺が幸せにしてやるんだって心に誓ったあの夏。
その想いは一年たった今でも全然変わらない。

でも俺は社会人になって、あいつはまだ学生で、
目に見えて会う時間が減ってしまった。

可愛い可愛い後輩たちのはずなのに
俺よりあいつの傍にいる時間が長いってだけでなんかもやもやする。

あれ?俺ってこんなに嫉妬深かったっけ?
こんな自分はらしくないって分かってるけど、
あいつのせいでこんな風になるならそれもいい、かな。

やきもちは恋のエッセンス
幸せが溢れ出すラブストーリー。