向かいのバズる家族

ep.2 内田理央vs高岡早紀、 母と娘のバズり合い

时长: / 首播:2019-04-11
母と娘、女の戦い勃発 ナマハゲチョップ暴走
内田理央vs高岡早紀

“裏の顔”であるナマハゲチョップの動画投稿を続けていたって、バレなければ大丈夫……、そう考え再び優等生の笑顔を取り戻した篝(かがり)家の長女・あかり(内田理央)。
SNS上であかりの動画がバズってから早3日。未だあかりの人気とカフェ「コロナ」の行列は留まるところを知らない。ごった返す店内には男性客のみならず女性客の姿もあり、皆あかりを一目見ようと集まったのだ。店中からあかりに注がれる視線。しかしそれは好意的なものばかりではなくて……
同じ頃、あかりの父・篤史(木下隆行)は頭を抱えていた。『少年スナイパー 新平!』第1話は予想通り炎上、更にそんなタイミングで主演俳優・穂村真斗(黒羽麻璃央)がSNS上で一般女性の動画に反応し、火に油を注いでいた。困り果てた篤史はドラマが終わるまでの3ヶ月間、一切SNSを見ないと宣言する。
しかし篤史は知らない。穂村が反応した一般女性こそ、他ならぬ、自分の娘・あかりであることを……
穂村の影響もあって客で溢れかえるカフェ「コロナ」。自分の人気に浮かれ調子のあかりは、殺到するオーダーに対応しきれない伊勢谷(永野宗典)を自分に酔った優等生発言で活気付けたり、SNSにアップする桃(小川紗良)との自撮りの写りを妙に気にしたり。そんな中、一人の女性客があかりに吐き捨てる。「ちょっと可愛いからって調子に乗らないでください」、と。その言葉にさらにまた浮かれるあかりだが……
母・緋奈子(高岡早紀)は料理教室の他の参加者奥さんたちに自分の料理動画を得意げに見せていた。緋奈子もまた動画の人気に浮かれているのだ。そのセクシー過ぎる衣装にたじろぐ奥さんたちを、緋奈子は気にも留めない。
その夜、緋奈子は帰宅した弟・薪人(那智)に「ナン食べる?」と尋ねてみるが、薪人に「いらない」と一掃されてしまう。
思えば、昔はあかりや薪人のために料理を作るだけで幸せだった緋奈子。しかし子供の成長とともに料理を作らなくなり、生活のハリを失っていった。そんな緋奈子の承認欲求を満たしてくれたのがSNSだったのだ。
緋奈子は投稿動画についた『奥様の手料理食べたい』などのコメントを見てイキイキとしている。
一方あかりも、桃とのツーショットについた『マジ天使』などのコメントを見てほくそ笑む。
浮かれ調子が最高潮に達するあかりと緋奈子。自分に熱狂する全ての人たちは、まるで自分を引き立てる大観衆。「私は、私を必要としてくれる場所でこそ、咲く花」という言葉を皮切りに、まるでミュージカルのヒロインとしての幻想の中、ステップを踏み出す。あかりと緋奈子のステップはリンクし、「私は バエたの バズったの」とミュージカル調の曲に合わせてそれぞれ歌い踊り出すと、声高らかに一曲歌い上げる。
--しかし、ミュージカル調の曲が後奏に差し掛かったところで、あかりは現実に引き戻される。バズった動画の原因にもなったロコモコ親父・種崎(森下能幸)がカフェにやって来たのだ。種崎は動画がバズってから会社や自宅に嫌がらせを受け、もう今の会社を辞めざるを得ないと話す。「一本の動画が天国にも地獄にもなる」という種崎の言葉に罪悪感を覚えるあかり。一歩間違えれば自分たちが種崎の側に立ってしまうことだってあり得るのだ。
そんな時、あかりは伊勢谷のスマホに流れる料理動画を見て目を疑う。映っているのは緋奈子だ。しかも目に余るほどのセクシーな衣装で。あかりは怒りと恥ずかしさのあまり店を飛び出し、自宅に急ぐ。
あかりは緋奈子に動画の投稿をやめるように言うが、「わざわざ教えなければ誰も見つけない」と軽い調子で受け流す緋奈子。あかりが種崎の一件で身に染みたネットの恐ろしさを、緋奈子はわかっていない。あかりの言葉に聞く耳を持たない緋奈子は挙げ句の果てに「私に嫉妬してるんでしょ」とすら言い出す始末。
そんな緋奈子にあかりもヒートアップする。自分がバズった動画を緋奈子に見せ、嫉妬なんかさらさらしていないことを話す。が、緋奈子を心配する傍らで自分の人気に影響を及ぼすことを心配していたことをまんまと緋奈子に言い当てられてしまうあかり。
「私の娘だってバレると恥ずかしいから心配してたの!?」「そんなこと言ってないでしょ!」そんなくだらない言い争いをしているうちに、緋奈子はふと気がつく。今まであかりとこんなに言い合いをしたことが無かったことに。あかりと緋奈子は本人たちも気がつかない間に関心を抱き合っていた。互いに無関心だった母と娘はもうそこにはいなかった。
「そういうことなら、あかりには負けられない」と、緋奈子はあかりに闘争心を燃やしファイティングポーズ。あかりはこの先を憂いて肩を落とす。
一方、薪人は緋奈子の動画のことを知っていた。「別に匿名で誰かを攻撃してストレス解消してるわけじゃないし」と緋奈子を容認する薪人に、あかりはギクリと言葉を飲むのだった……
そんな中、篤史はまだドラマの炎上騒動に頭を悩ませ、SNSでエゴサーチしようとしては逡巡、葛藤していて……
あかりはまた“裏の顔”ナマハゲチョップの動画撮影、投稿でストレスを発散させている。その帰り際、カラオケ店員に素性がバレそうになったあかりは足早にその場を去る。SNSでバズり、コメントももらい、皆戸涼太(白洲迅)との仲も順調な今、絶対に誰にもナマハゲチョップがバレるわけにはいかないのだ……
足早に帰路につくあかり。あかりが横切った、一軒の店。店内にいる40代前半ほどの女性・菅野橙子の元にトイレから戻ってくる男の姿。紛れもない薪人だ。薪人は橙子に微笑みかける、家では見せない笑顔で……

吐槽箱 1

#1 - 2019-4-21 20:34
(君と目指す彼方へ)
「向かいのバズる家族」内田理央vs高岡早紀、母と娘のバズり合い[字][デ]

番組内容

どこにでもいる普通の家族…いつも笑顔の長女の生活が一変。家族一同、SNSに翻弄され、裏の顔が溢れだしていく。誰もが陥るかもしれない、普通の家族の「バズった日々」

詳細

篝(かがり)家の長女・あかり(内田理央)の動画がバズってから早3日。バズり具合は最高潮に達し、あかりはアイドル気分の浮かれ調子。その一方で母・緋奈子(高岡早紀)もまた、セクシーな衣装で撮影した料理動画のコメントに浮かれている。そんな折、緋奈子の“セクシー動画”を目にしてしまったあかりは投稿をやめるように緋奈子に言うが、緋奈子は聞く耳を持たないどころか「私の人気に嫉妬している」とあかりを煽り始め…

キャスト
出演者ほか

篝あかり…内田理央

皆戸涼太…白洲迅

篝篤史…木下隆行(TKO)

篝薪人…那智
盛田桃…小川紗良
伊勢谷伸…永野宗典
丹羽和博…山中崇
鴇田夏生…藤井武美

篝清史…小野武彦

篝緋奈子…高岡早紀

スタッフ
監督・演出

原作・脚本

音楽

ワンミュージック

【主題歌】

「きみがいいねくれたら」きゃりーぱみゅぱみゅ

制作

【脚本】

マギー

【チーフプロデューサー】

岡本浩一

【プロデューサー】

汐口武史
伊賀宣子
高橋優子

【演出】

藤井道人