恋がヘタでも生きてます

ep.9 決壊…悲劇の鉢合わせ

时长: / 首播:2017-06-01
私、全てを失うの?

佳介(田中圭)から「僕たち少し距離を置こう」と言われた美沙(高梨臨)。
 一方の千尋(土村芳)は、司(淵上泰史)に「抱いてください」と頼み込む。セフレとして、いつものように早々と司の家から帰ろうとする千尋。すると、司からオムライスを食べに行くぞ、と誘われる。司が大好きなオムライスを食べている2人。
 翌日、重大なミスを犯してしまった美沙は会社をズル休みする。「…これで振り出しに戻った。あたしは彼と別れて仕事に生きる」と言う美沙に対し、「まだ終わったわけじゃないでしょ、もう少し待ってみたほうがいいよ」とアドバイスする千尋。佳介の元カレ・怜奈(大沢ひかる)の出現に、自分から別れを切り出したほうがいいのでは、と美沙は悩む。
会社では企画会議が行われている。佳介は、美沙が懸命に進めてきた新ゲーム「バトル・ラブ」の中止をみんなに告げる。驚くスタッフ一同。そして、真吾(小関裕太)を新たなゲームの企画開発の担当者として抜擢する佳介。真吾は複雑な思いに。
翌朝、出勤した美沙は「バトル・ラブ」が中止になったことを知る。社長室へ駆け込む美沙。詰め寄る美沙に対し、「君は少し休んだ方がいい」という佳介。「は?あたしはもういらないってこと?」佳介は否定するも、美沙はさらに追及する。「なんでちゃんと相談してくれないのよ。彼女のことだってそうじゃない!」「それは今ここでは関係ない」社長室を飛び出す美沙。落ち込んでいる美沙のもとへ缶コーヒーを持ってやってくる真吾。「ごめん…ちょっと今は一人でいたいの」と美沙は目をそらしてしまう。
仁(長田成哉)から電話で呼び出された千尋。仁は、福岡に転勤になったことを伝える。「心の底から千尋のことが好きだった。俺たち本当に終わりなんだな」「…ごめんね」涙する千尋。その夜、千尋の店に日下部(寺脇康文)が司らバスキアの若手メンバーを連れてやってきた。
千尋が働いていることに驚く司。千尋は司をトイレへ案内する。「何やってんの、こんなところで」「仕事です」とどこか気まずそうな2人。  仕事終わり、バーで飲んでいる美沙と千尋。「恋愛にうつつ抜かしてたバチが当たったんだよね」と仕事が上手くいかないことを美沙は千尋に相談する。千尋も司が店にやってきたことや仁が転勤になったことを美沙に伝える。そこへ、やってくる佳介と怜奈。挨拶を交わす佳介と千尋。「そちらの方は?」と聞く千尋に対し、「…友人です」と佳介は怜奈を紹介する。「よかったら一緒に飲みませんか」と言う怜奈。「いえ、お先に失礼します」と美沙は出て行く。
 翌日、会社で美沙に話しかけてくる司。「昨日、店で同居人に会ったぞ。いいのか、あんなところで働かせて」「何よ、千尋が心配なの」「別に」と言い合う2人。「お前はどうなったんだよ」「別に」「あ、ダメになったんだな、社長と」と詰めてくる司。そして、司は「俺、別の会社からヘッドハンティングされた」と言い出した。呆然と司を見る美沙。
 「昼は取引先とミーティングがあるから」と出て行く佳介。会社近くの通りを美沙が歩いていると、通りの向こうを歩いている佳介と怜奈を見つける。会社に戻った美沙が廊下を歩いていると、佳介がやってくる。「取引先って怜奈さんだったんだね」美沙を社長室に招く佳介。「すまなかった、君に余計な心配をかけたくなかったんだ」「嘘をつくのは、どこかやましい思いがあるからでしょ。あたしたち、これからどうなるの。あなたは彼女とよりを戻したいんでしょ」と詰め寄る美沙。佳介は「今は彼女を突き放すことはできない。もう少し待ってくれないか」と言う。社長室を出て行く美沙。「どうしたんですか」歩いている美沙に真吾が駆け寄る。泣いている美沙。「…なんでもない」と美沙は走り去っていく。
 オムライスを作る食材を手に、司の家に向かう千尋。マンションから買い物に出て行く司とすれ違いで、千尋が中に入っていく。玄関の扉が開くと、部屋の中には理佳子(内田理央)が。驚く千尋と面白そうに笑っている理佳子。「どうしていつもあたしの邪魔をするの?」と問いただす千尋に、理佳子は不敵に笑いながら「あんたが大嫌いだから。存在がむかつくんです」と答える。いきなり理佳子の頬を叩く千尋。「何すんのよ!」と理佳子も頬を叩き返す。取っ組み合いになる2人。「うるさい、マグロ女!」「鬼!鬼畜!」と2人が罵り合っているところに、司が帰ってくる。唖然と2人を見る司。いたたまれない千尋は部屋を飛び出していく。理佳子は勝ち誇ったように「追いかけないんだ」と笑う。しかし、司は「お前も帰れ」と理佳子を突き放す。
 居酒屋で1人飲んでいる美沙。そこへ、「探しましたよ」と真吾がやってくる。不安や葛藤を吐露する美沙を励ます真吾。「僕は離れませんよ。弱み見せてくださいよ」と言う真吾に「そんなの死んでも見せるか。今日はとことん飲もう」と美沙は言い出す。
佳介の家で思い出のハート型ペーパーウェイトを見ている怜奈。「私、佳介の気持ちが戻るまで待つから。今はあの人が好きなんでしょ?…それでもいいから…そばにいて」怜奈はすがるような目で佳介を見つめる。何も答えられない佳介。
おぼつかない足取りで歩く美沙を家まで送る真吾。ベッドで横たわる美沙の横で真吾が添い寝している。美沙を見つめる真吾。キスをしようと顔を近づけるが、美沙の頬にはうっすらと涙が。そのまま動かずに美沙を見つめる真吾。

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#1 - 2017-6-2 06:56