くらやみがたり～妖艶異聞～

時は大正。奇妙な悩みを抱えた貴女は、偶然とある店を訪れる。
そこにいたのは、占い師のような妖しく美しい男・六条幽夜（ろくじょうゆうや）。
彼は自らを『語リ手』と名乗った。......自分は、霊能力者ではない。『語ル』ことによって貴女の憑き物を落とすのだ、と。
そしてゆっくりと2つの「くらやみ」を話し始める。
時代も場所も異なるそれらは、やがて貴女自身の秘密へと繋がっていく。
......彼が物語を語り終えたとき、貴女は恐怖と悦楽を味わうことになるだろう。