一族の生活を守るため、狼族の名家・玄依家の長男・練に嫁いだ、兎族の楓。愛想がなく、自分を雑に扱ってくる練と絶望的に距離が縮まらない楓だったが、次第に打ち解けていき無事に番となった。そのおかげで練は先祖返り（人間性を失ったケモノ化してしまう症状）をめぐる呪縛から解放される。その後、ケンカしつつも夫婦として仲良く暮らす二人。しかし、家の新たな仕事でストレスが重なり体調不良になった練は、練と対等になりたいと勉強し努力をする楓に八つ当たりしてしまい、楓が激怒。「帰る」と言い残して家を出て行ってしまう…。
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