おやまにひとり 取り残された わらしがおります いつもの洞で 目覚めます
昔むかし、神隠しのように突然姿を消したわらしはおやまで独り、悠久の時を過ごしています。
その長い長い時間の中で出会ったケモノやニンゲンやモノノケたち、
みんながいなくなってもわらしだけ、いないけどそこにずっといるのです。
…これは孤独をもてあます生き物たち全てに贈る、いつかどこかの物語。
2014年、第16回アックスマンガ新人賞・南伸坊個人賞を受賞しデビューした著者初の作品集。
「優しいおやまの世界に鼻をくっつけて見とれました。わらしが遊んでくれるから、何も見てない怖くない。」西村ツチカ(漫画家)——帯文より
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昔むかし、神隠しのように突然姿を消したわらしはおやまで独り、悠久の時を過ごしています。
その長い長い時間の中で出会ったケモノやニンゲンやモノノケたち、
みんながいなくなってもわらしだけ、いないけどそこにずっといるのです。
…これは孤独をもてあます生き物たち全てに贈る、いつかどこかの物語。
2014年、第16回アックスマンガ新人賞・南伸坊個人賞を受賞しデビューした著者初の作品集。
「優しいおやまの世界に鼻をくっつけて見とれました。わらしが遊んでくれるから、何も見てない怖くない。」西村ツチカ(漫画家)——帯文より