石川県七尾市。九曜高校1年の中見丸太(なかみ・がんた)は不眠症に悩んでいた。
そんなある日、学校の使われていない天文台を見つける。
決めた、ここ俺の場所にしよう。
だがそこには先客がいた。同じクラスの曲伊咲(まがり・いさき)。
「昼休みとかここに来てこっそり寝てるの。わたしだけの、秘密の場所」
なんと伊咲も、丸太と同じように不眠症に悩んでいた。
クラスではろくに話したこともないけれど、不眠症という秘密で繋がった二人は、
休み時間や放課後になると天文台で一緒に昼寝していくようになる。
さらに二人は、眠ることの出来ない退屈な夜、街を散歩するように。
「こんな景色が見られるなら、眠れないのも悪くはないね」
しかし、そんな二人が天文台を勝手に使っていた事がばれてしまい、
天文台が立ち入り禁止の危機に迫られる。
寂しい表情を見せる伊咲に丸太は決意する。
「俺が天文部の部員になればここにいられますか」
伊咲との居場所を守るために̶̶
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そんなある日、学校の使われていない天文台を見つける。
決めた、ここ俺の場所にしよう。
だがそこには先客がいた。同じクラスの曲伊咲(まがり・いさき)。
「昼休みとかここに来てこっそり寝てるの。わたしだけの、秘密の場所」
なんと伊咲も、丸太と同じように不眠症に悩んでいた。
クラスではろくに話したこともないけれど、不眠症という秘密で繋がった二人は、
休み時間や放課後になると天文台で一緒に昼寝していくようになる。
さらに二人は、眠ることの出来ない退屈な夜、街を散歩するように。
「こんな景色が見られるなら、眠れないのも悪くはないね」
しかし、そんな二人が天文台を勝手に使っていた事がばれてしまい、
天文台が立ち入り禁止の危機に迫られる。
寂しい表情を見せる伊咲に丸太は決意する。
「俺が天文部の部員になればここにいられますか」
伊咲との居場所を守るために̶̶
关联条目
- 书籍 君は放課後インソムニア