「僕は『ウィザード』だ」景が再び口にしたその台詞に、梓は前には言えなかった言葉を返す。「ううん。あなたは『物部景』だよ」―何があっても私の大事な幼なじみだ。カラオケボックスで奇妙な共同生活を続けながら、景たちはセルネットの本拠地を探していた。目的はひとつ。カプセルユーザーたちを暴走させ、葛根市を混乱させている三人のBを、ひいてはその背後にいる“女王”をとめること。闘いの準備を進めながらも、梓は二度と景の側を離れないと決意する。この手に取り戻した彼を、もう絶対に失いたくはないから...。景、梓、そして無慈悲な女王―さまざまな想いが交差する中、決戦の時が迫る!ネオ・アクション・サスペンス、魂が慟哭する第4弾。
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- 系列 Dクラッカーズ