revEnge　青き血族の復讐 游戏

西暦201X年、日本国内の行政形態は大きな変貌をとげていた。
度重なる中央政治の汚職腐敗に行政執行機関は地方都市連邦制へ
と変革をとげ、47州組織が日本国を形成していた。

しかしながら、中央政治の汚職腐敗の影響は深刻で、
日本国は国際的マフィアの温床となってしまっていた。
また若年層の犯罪も凶悪化が進み、
20世紀後半から問題となっていた銃犯罪は増加の一途をたどり、
一般市民への銃器の携帯に許可を出した州もあった。

犯罪の増加に業を煮やした各州の代表は、
広域にわたる凶悪犯罪および犯罪組織を取り締まるべく
”連邦警察”を設立した。
しかしながら、各都市にある警察組織との対立や摩擦のため思ったよう
な成果はあげられていなかった。
その実態嘲笑うかのように日本国内に新種の麻薬「ミスティーブルー」
が登場し、現存の麻薬の3倍の効力を武器に日本そして世界の各先進国
を席巻し、常用者による精神破壊および犯罪は世界規模での問題にまで
発展していた。
また、「ミスティーブルー」の製造元が日本国内にあるとの情報により、
近くアメリカ合衆国の組織DEA(連邦麻薬捜査局)のエージェントが来日
するとの噂も流れ、連邦政府は困惑をきたしていた。

スラム街と化した21世紀のTokyo。
新薬「ミスティーブルー」を武器に勢力の拡大をはかる新興マフィア
「黄龍」と、既得権を保持しようとするヤクザ。
二大勢力の衝突による激しい抗争が続くなかで、
主人公は唯一の肉親である最愛の妹を惨殺され自身も重傷を負う。

しかし、「美悠」と名乗る女性によって死の淵から拾い上げられた
主人公は、その命の代償として彼女にある条件を告げられた。
「あなたの妹をそして仲間を殺した組織を壊滅…
　この世から跡形もなく消滅させること」
永き闘いの日々が幕を開けた。