ローゼンクロイツから遡ること100年前。男の子同然に育ったジュリアは、ある日突然告げられた結婚話に反発し村を飛び出し職を求めて王都に向かう。「自分の生きる道は自分で切り開く」そして彼女は女性であることを隠し、王妃の唯一の騎士として、陰謀と自らの運命に立ち向かっていく。
なお、本作の刊行前、『ローゼンクロイツシリーズ』の最終巻「2人のノワール」のあとがきで作者は、次の作品(本作)はデュマの『三銃士』をモチーフにしたものを考えている、と語っていた。
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なお、本作の刊行前、『ローゼンクロイツシリーズ』の最終巻「2人のノワール」のあとがきで作者は、次の作品(本作)はデュマの『三銃士』をモチーフにしたものを考えている、と語っていた。