川西流花

玉乃学園に通う二年女子。

数年前に両親が離婚した挙句、自分と妹を引き取った父親も借金を残して蒸発。
現在は親戚の温情でどうにか学園には通いつつ、バイトの掛け持ちで生計を立てている。

寝屋川家も理央の幼馴染という事で気にかけており、何かと世話を焼いてくれている。
まだ幼い妹を養っていくためにも、卒業後はすぐに就職して働きたいと思っており、
そのため寝る間を惜しんで勉学に励みつつ、バイト先で様々な技術を身につけようとしている。

基本的に明朗快活で人当たりが良く、頭の回転も速くて気遣いができるため、友人もそれなりに多い。
ただし家庭環境のせいで自身の事にあまり深くは立ち入らせない上、
金銭的な問題で何かと付き合いも悪いため浅い友人関係になりがちで、実質理央が最も歳の近い友人となっている。

前向きで割り切りの早いタイプであり、自身の得になる事には無意識に向上心が働いて自然と頑張ってしまう性格。

理央の母方の祖母が妹の面倒を留守中見てくれるという事で、断るのも悪いと考え寝屋川一家の好意に甘えて乗船する。