綾女古都子

本作のヒロイン。県立三影高校二年生。清一に助けられたことがきっかけで彼に恋心を抱くようになり、告白するも「俺は二次元にしか興味がない」と跳ね除けられるが、諦める気などはさらさら無く、彼の理想に近づこうとアプローチを開始する。
    学校一の不良と言われ、たびたび恐喝や援助交際をしているとも噂されているが、両親の離婚から本格的な不良になったという事実を除き、そのほぼすべてが誤解や見間違えである（前者に関してはむしろほかの生徒によるカツアゲの注意、後者に関しては彼女が会っているところを目撃された男性は別居中の彼女の父親であり、そこでの金銭のやり取りはただのお小遣い渡しであった)。またこれらの誤解から非処女であることを意味する中古とも影で言われているが(実際の由来は戸崎が両親の離婚前の彼女の本名「田中古都子」の一部をとってつけたことから)、前述のように援助交際をしているなどといった事実はないため処女である。
    つり目であるが美人であり、清一へのアプローチ開始後は外崎から聞きだした情報を元に清一の趣味に合わせるため金髪だった髪を黒に染め、ツインテールに変更している。清一と初めて出かけた際には白のワンピースと麦わら帽子を見事に着こなし彼の心を惹き、周囲からも視線を集めるほどであった。また、スレンダーな体系とは裏腹に腕っ節はかなり強く、同年代の不良複数人を相手にしても圧倒している。
    清一への思いは本物であり、彼の趣味に合わせて自分も18禁ゲームを始めるほどである（実際彼女自身はゲーム自体にもどっぷりはまってしまっている）。彼の気持ちを第一に考えており、彼の発言や行為に毎回一喜一憂している。また、彼に危害を加えるものには激しい憤りを表し、そのことで暴力に出ようとした際には彼にとがめらている。前述のとおりすぐに手を出そうとする面はあるが、基本的には非常に思いやりがあり、聖美や天女と比べると礼儀正しい性格である。