【バンダースナッチ娘】フォンテイン

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    ルイス・キャロルによる小説『鏡の国のアリス』の作中作、「ジャバウォックの詩(Jabberwocky)」に登場する怪物と思わしきソレは、ジャバウォックに負けず劣らずの恐ろしいものと言い伝えられる。
    バンダースナッチは「燻り狂うもの*1」と呼ばれ、常に殺気立った凶暴な生物らしい。
    「1分という時間は暴れるバンダースナッチを抑え込むよりも早く過ぎる」という慣用句が鏡の国にも存在しており、これらから察するに「物凄く素早くて、その上物凄く凶暴」ということがわかる。
    しかし、原作小説の挿絵にて異形のドラゴンである事が示されているジャバウォックと比較すると、こちらはどんな姿をしているかを描かれていない。
    フォンテインが非常に喧嘩っ早く、常にイライラしている性格なのはこの習性から来ていると思われる。

    同作者のナンセンス文学『スナーク狩り』にて、探索者一行が珍生物スナークを捕まえる為に上陸した島はバンダースナッチ(とジャバウォック)の生息域とされている。
    こちらではバンダースナッチがどんな生物であるかがさらに説明され、上記の素早く凶暴であるという要素に加えて、「強靭な顎と伸縮自在の首を駆使して遠くの獲物に喰らいつく」という特徴も示された。
    これだけ聞くとまるでエイリアンだなオイ。

    「素早い」「伸びる首」「凶暴」というThis is クリーチャーな要素から、創作におけるバンダースナッチもまたそういう感じの描かれ方をする。
    ドラゴンとして描かれる事の多いジャバウォックと比較すると、バンダースナッチは描く側の裁量で様々な姿を取りやすい。
    同じようにドラゴンとして出ることもあれば、獣の様な見た目だったり、悪魔の様な姿をしていたり、もはや形容し難い異形で描写されることもある。
    要するに恐ろしい怪物であるという要素さえ守っていれば、割と自由に描かれているのだ。
    モン娘では「獣」と「異形」の要素が強めで、彼女のスカートはよく見ると粘ついた長い舌と鋭い牙を覗かせる大きな口となっている。

    「伸びる」という要素を特にピックアップされる事も多く、首に限らず体の一部を伸縮させるという要素を持たされることもしばしば。
    カプコン社のゾンビゲーである『バイオハザード』シリーズには、そのままバンダースナッチと呼ばれる量産型タイラントが登場する。
    こいつは巨大な片腕が自在に伸び縮みするという能力を持っており、元ネタの伸縮自在という面を反映している。

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