【雪女娘】ニホ

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    ストーリー中では清純で貞淑な大和撫子らしさはあるが図鑑の個別ストーリーでは見るも無残なまでにはっちゃけてる。

    雪女は日本の伝承に登場する妖怪の1種。
    地域によって「ユキムスメ」、「雪ンバ」などなど呼び名も見た目の年齢幅も多数ある。特に幼いものは「雪ん子」とも。
    伝承も地域差が結構あり、子供を抱かせ、その子供がどんどん重くなってやがて雪の下に生き埋めにしてしまうという恐ろしい話もあれば、
    ある男の嫁に来た女が頑なに風呂に入ろうとしないので、男が無理やり入れるとそれは雪女だったため溶けて消えてしまったという悲恋の伝承まで存在している。

    ……が、なんと言っても一番有名なのは、雪山で遭難し今にも凍えて死にそうな男の前に突如真っ白い着物を着た絶世の美女が現れ、
    男の身体をその柔肌で温めるかの様に濃厚にまぐわい、夢のようなひと時を味わわせながら安らかに逝かせるという伝承(都市?伝説)だろう。
    この話の元となったのは、昔から雪山で凍死した登山者の中に、時折衣服を脱いで裸の状態で死んでいるのが見つかる、という怪現象から。
    これは矛盾脱衣とよばれており、現代ではメカニズムも解明され、雪山の危険な生理現象として登山者には周知徹底がされてもいる。
    原因はこうだ!と解明されてしまえばなんとも夢のない話だが、それでも実際の所どうだか知るのは眠る様に死んだ当事者だけである。

    彼女は一応メインストーリーのキャラクターということで、名前の由来は元素記号Nh、原子番号113のニホニウムであると思われる。
    現在のところ唯一日本で発見された元素であり、日本系妖怪娘の中で最初に登場した彼女にはふさわしいネーミングかもしれない。

    馬に興奮する彼女の性癖の由来については、雪女の伝承に馬にまつわるものがないため、出所は不明。
    ただし、上述のニホニウムの名を持つ元競走馬が存在しているが相関関係は不明。
    そんなに知名度があったわけでも劇的に強かったわけでもないのでコアにもほどがあるネタを拾うとは思い難いが・・・

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