【ヘカトンケイル娘】ラキオン

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    元ネタはギリシャ神話に伝わる百腕*1の巨人族「ヘカトンケイル」。
    あたかも個体名のように見えるが、コットス、ブリアレロス(別名アイガイオーンとも)、ギュゲースの三兄弟を指す総称なのだ。
    その昔、大地の神ガイアとウラノスの夫婦がほにゃららして生まれた子供達だったのだが*2、単眼の巨人族のサイクロプス共々醜いという理由でではなく奈落「アブソリュートタルタロス」にシュウウウウウ!されてしまった。これが遺跡に封印されていたという設定の元ネタであろう。
    こんな見た目でもゼウスの叔父さんである事に変わりなく、何かと子供達に酷い目に合わせる男連中*3にストレスを溜め込んでいたガイアは「ティタノマキア」*4ではゼウス側に加勢し、ヘカトンケイルとサイクロプスを解放するようアドバイス。怪力に優れるヘカトンケイルはティターンに「石投げちゃおっと」とばかりに巨岩をぶん投げてオリュンポス側を支援したという。
    アーチャーとされるのもこの逸話からかと思われるが、武器は岩では無く、弓矢となっている。

    この大戦で敗れたティターン神族は一部を除いてタルタロスにシュウウウウウ!されてしまった。以後、ヘカトンケイルはこの奈落の門番を務めている。
    ちなみに、プロメテウスはタルタロス行きを免れたティターン神族であったが、人類に火を与えた事が原因でコーカサス山脈に貼り付けにされ、ハゲタカに肝臓を啄まれてしまう事に…。

    無論、百腕など作画及び制作コストが大変な事になってしまうのはわかりきっている為、『真・女神転生』などのゲームでは漠然と多腕にされる事が多い。ムカデが百本足ない理論と同じようなものである
    本作のヘカトンケイルの腕は5本ほど。うち一つは臀部から伸びており、両肩付近の腕はメカアームのようなものになっている。多頭要素は本体の頭と仮面で補完されているのかもしれない。

    なお、異形の子供が生まれた為にそれを捨ててしまう神話は他の地域にも存在し、日本神話ではヒルコがその代表格である。

    名前の由来はギリシャ語で腕を意味する「brakhión」から。
    余談だが、この言葉を由来にした恐竜こそ「ブラキオサウルス」である。

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