ビスケット・オリバ 比斯凯特・奥利巴

  • 简体中文名: 比斯凯特・奥利巴
  • 性别:
  • 引用来源: https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ビスケット・オリバ

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    怪力無双のキューバ系アメリカ人。「ミスター・アンチェイン(繋がれざる者)」と呼ばれ、アメリカアリゾナ州にあるアリゾナ州立刑務所(別名・ブラックペンタゴン)に収監された囚人(受刑者)でありながら同刑務所を自由に出入りし、犯罪者を捕獲する特殊な立場にある。

    刑務所内では、彼のために特設された豪華な暮らしを満喫しているだけでなく、恋人マリアとの同棲、私服の着用や喫煙(葉巻を愛煙)、食事の中身も食前酒から食後のデザートまで贅を尽くしたものである。その上刑務所の壁の一角には、囚人たちを脅して自らを称える内容の巨大肖像画を(本人曰く実際より髪の毛を多く)描かせるなど特別待遇であり、「ここ(アリゾナ州立刑務所)は私の国」と言い切っている。

    図書館並みの蔵書を持つなど知識は豊富であり、日本語も堪能。一口飲んだワインの味を情景豊かに表現する、柳龍光の毒手を受けた刃牙の診察データを見て医師よりも正確に毒の成分を看破するなど知的な一面を持つ。アリゾナ州立刑務所所長のマイケル・ホールズからは「彼に知らないことは無い」とまで言われ、第三者には非公開の秘密会議の決定で日本から警視正の園田が会いに来ることや、龍書文の表舞台に出ない闇試合の戦歴や、同じく極秘に行われている地下闘技場で刃牙が見せた剛体術のことまで知っていた。シコルスキーが「超規格外の腕力と知力にものを言わせ法の外に君臨する男」と説明していることから、筋肉と同様に頭脳も規格外だと分かる。基本的に紳士的で穏やかな態度を崩さないが、刑務所内での立場や喧嘩の強さなど、自分のアイデンティティーに関することを侵害されたならこの限りではない。子供のように「喧嘩に負けたくない」と思い続けていることに関しては、オリバ本人も自分の欠点として認めている。

    範馬勇次郎とは旧知の仲であり、しばしば対照的な描写がされている。範馬勇次郎の「地上最強」に対して「地上最自由」とも称され、刃牙に強くなるための秘訣を問われ「愛」と回答するなどがその代表例。その対象である恋人のマリアのために身体を鍛え、奉仕に近い形で愛を捧げている。また、マリアがかつて住んでいた街で買ったハンカチを「リバプールを訪れる旅行客がビートルズを感じるのと同じ」という理屈で大事にしており、ゲバルにこれを自慢した際に唾を吐かれたときは、大声で泣き叫びながら駆け足で去っていった。その後もこのハンカチは丁寧に洗った上で引き続き大事にしている。

    劇中では「ミスター・アンチェイン」とは別に「アメリカで一番喧嘩が強い男」「全米最強」とも呼ばれている。オリバ自身にも同様の感覚はあり、刃牙との闘い終盤では、自分の敗北はアメリカの敗北だと考えていた。反面FBI局長のバート・アレンからは苦い顔で「合衆国の恥部」と吐き捨てられるなど、良くも悪くもアメリカの象徴と描写されている。

    作者の板垣は『ストロンゲストマン』などに出場するような選手がどこまでやれるのか、技術が無くても力だけでどこまで強くなれるのか興味があった。作中に細くて円熟した技術を持つ選手を登場させたなら、その対比となる「究極の力持ち」として創作したキャラクターだと語っている。

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