未来のラグナ 未来拉格纳

  • 简体中文名: 未来拉格纳
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    銀気闘法を編み出した、別の時間軸のラグナ。
    ロナベーラが襲撃されレオが殺されてしまったことで、レオが使用していた銀剣を手に全ての竜を狩り尽くす復讐を始める。当初の竜との戦いは連戦連敗であったが、死ぬことはなかった。戦いと修練、そして敗北を延々と繰り返すことで自身の限界を幾段も超えて強くなっていった。
    やがて「銀剣は自分の一部」、「自分こそが銀剣である」という認識が出てくるようになり、実際に自身の肉体が銀剣と融合し始める。銀剣と完全に融合した後は、体内の銀気を増幅させる術、銀気を自在に操る技術を身につけ、ついに銀気闘法を完成させる。
    しかし時すでに遅く守るもの全てを失ってしまい、自分が得た強さの意義が無くなったことを嘆く。そこでロナベーラ襲撃時の自分にその力を託し、未来を変えることに成功する。この時立ったまま絶命した。
    無謀な復讐を行う過程で新たな仲間との出会いもあったが、結局守れず失うという経験をしている。このため「自分と関わって良い人間は死んでもいいやつか、死なないやつかのどちらかだ」と信じ込んでいる。感情の表現は乏しいが、未来を変えてレオを守ることに成功した際の死に顔は穏やかであった。
    レオが死亡した8年後の未来ではアルテマティアによって血の剣を心臓に突き刺され、「翼の血族」の竜に改造されそうになる。しかし肉体が血族化されていくその最中に、銀剣で心臓を刺すことで血族になることを防ぐ。この出来事によりアルテマティアが使用する時操魔法に抵抗できるようになり、その力は現代のラグナにも引き継がれている。またこの出来事が銀剣との融合の遠因となっていることが暗示されている。

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