とある司書王の遺した図書館で、百年の孤独に耐えながら書物を守る火竜がいた。
書物の庇護者たる彼女は、火竜であるにもかかわらず、炎は本を燃やすものとして決して炎を吐かなかった。
彼女は夢を見る。それはまだ幼き司書王・ユカと旅した輝かしい思い出。
さぁ、説話を司る神の忘れられた御名において、はじめましょう。少年ユカと竜のリエッキの出会い、そしてその旅路の物語を。
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書物の庇護者たる彼女は、火竜であるにもかかわらず、炎は本を燃やすものとして決して炎を吐かなかった。
彼女は夢を見る。それはまだ幼き司書王・ユカと旅した輝かしい思い出。
さぁ、説話を司る神の忘れられた御名において、はじめましょう。少年ユカと竜のリエッキの出会い、そしてその旅路の物語を。