旅行者と地域が創造する「ものがたり観光」 宇治・伏見観光のいまとこれから

  • 别名: 京都文教大学地域協働研究シリーズ 3
  • 出版社: ミネルヴァ書房
  • 价格: ¥2,640
  • 发售日: 2021-03-09
  • 页数: 232
  • ISBN: 978-4623090884
  • 作者: 片山明久

推荐本条目的目录

    / 更多目录

    谁读这本书?

    / 1人想读
    本書では、身近な観光題材を活かした論考から、多面的に地域の観光資源を解説する。各活動を理論的に一般化することで、他研究への相互参照が進むことを意図している。
    各章の執筆陣には、大学教員の他、文学・歴史、観光ビジネス、地方行政等の実践で活躍する人たちを迎え、また、伝統文化の継承者や商店街組合長をはじめ地域活動の最前線にたつ住民たちによるユニークなコラム6本を収載する。

    【目次】

    叢書刊行にあたって
    はじめに

    第1章 文化としての「宇治茶」と観光
    1 農村部における「観光」への注目
    2 宇治茶の現状と課題
    3 宇治茶の価値の再発見
    4 世界遺産登録推進の動き
    5 宇治茶と観光の新たな展開
    コラム1 「聖地巡礼」と「宇治茶」の相互作用と可能性

    第2章 『源氏物語』ゆかりの地・宇治を訪れた人びと
    1 『源氏物語』宇治十帖と総角の古蹟
    2 「ちはやぶる」宇治から「憂し」へ
    3 能《頼政》と宇治
    4 源氏物語のなかで暮らす 「あらまほしきもの」
    5 「源氏」的なる世界へ
    コラム2 「ちはやぶる宇治」の物語

    第3章 なにげない街こそ観光資源――まちあるき観光的「ロゲイニング」の試み
    1 京都文教大学の地域連携学生プロジェクト
    2 商店街の活性化を目指して――商店街活性化隊しあわせ工房CanVasの発足と推移
    3 ロゲイニングとの出会い
    4 「宇治ロゲ」のはじまりと進化
    5 現代観光における「価値創造」――ロゲイニングが示すもの
    コラム3 ロゲイニング観光の試み

    第4章 観光ビジネスから見た宇治・伏見
    1 宇治・伏見は「ものがたり観光」の宝庫
    2 宇治・伏見観光における「宝の再発見」と「宝の商品化」
    3 成功の決め手は「連携」――プラットフォーム産業の必要性
    4 産官学連携と人材育成――プラットフォーム産業の要件
    5 京都のオーバー・ツーリズムに触れて
    コラム4 歴史をつなぐ,人をつなぐ――京都向島・伏見・福知山にみる「市民まつり」のかたち

    第5章 宇治観光の課題と可能性
    1 宇治観光の要素
    2 宇治観光の現状と課題
    3 宇治観光の可能性
    コラム5 宇治川の鵜飼――ウッティーと共に挑む「放ち鵜飼」

    第6章 旅行者と地域が創造する「ものがたり観光」
    1 地域の観光振興を目指して――観光分野における協働研究
    2 現代観光の質的変化――価値消費志向から価値創造志向へ
    3 観光における「価値創造志向」の探求――「ものがたり観光研究会」の活動を通して
    4 宇治市におけるコンテンツツーリズム
    5 旅行者と地域が創造する「ものがたり観光」
    コラム6 演奏で楽しむ宇治のものがたり

    第7章 「宇治・伏見観光とまちづくり」実践の「地域文化観光論」的考察――「ものがたり」としての「地域との協働」
    1 「大学・学生との協働」という「ものがたり」
    2 宇治橋通り商店街「まちづくり」プロジェクト
    3 宇治・伏見の観光
    4 「地域文化観光論」的分析
    5 活動で得たもの

    おわりに
    索 引
    more...

    评论

    讨论版

    吐槽箱

    更多吐槽 »