田舎で祖父と二人だけで住んでいる河原三平は、遠くの小学校まで通うことになるのだが、風貌が河童に似ていることからクラスメイトに河童というあだ名をつけられる。そんな三平は、学校から帰ってきて釣りに出かけたところ、舟の上で眠ってしまい人が来ないような遠くまで流されてしまう。そこには本物の河童が住んでいて、三平を河童と間違えた河童たちによって、三平は河童の世界へと連れて行かれる。人間だと気づいてもらった三平だったが、三平の話から人間の世界に興味を持った河童たちは、河童のかん平を人間の世界に留学させるのだった。
more...