少女が目覚めると、見た事も無い場所に居ました。
其の上、自分の名前すら分かりません。
すると、目の前の奇妙な格好の青年がいきなり声を掛けて来ました。
「――――いらっしゃいませ、お嬢様! 永遠の国へようこそ!」
……と。
彼の他にも此の国には変わった住人達ばかりです。
案内しない案内人。
何時も困っている白うさぎ。
笑わないチェシャ猫。
狂った様に笑う三月ウサギ。
何かに心を痛めてばかりのヤマネ。
此の国は、何なのでしょうか。
少女の記憶は、戻るのでしょうか。
……そして、彼女は一体『何』なのでしょうか……?
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其の上、自分の名前すら分かりません。
すると、目の前の奇妙な格好の青年がいきなり声を掛けて来ました。
「――――いらっしゃいませ、お嬢様! 永遠の国へようこそ!」
……と。
彼の他にも此の国には変わった住人達ばかりです。
案内しない案内人。
何時も困っている白うさぎ。
笑わないチェシャ猫。
狂った様に笑う三月ウサギ。
何かに心を痛めてばかりのヤマネ。
此の国は、何なのでしょうか。
少女の記憶は、戻るのでしょうか。
……そして、彼女は一体『何』なのでしょうか……?