Temporary Pet ～君を存分に甘やかしたい。ほらおいで、ご主人様?～

スミと暮らし始めて約2年。

寂しい夜の相手はもちろん、上司にボコボコにされて泣きながら帰ったあの日も仕事が嫌になってお酒に逃げたあの日だって。スミはその大きな身体であなたの全てを受け止めてくれる。
あなたはもうとっくにスミのいない生活なんて考えられなくなっていた。

そんなある日、多忙なあなたの貴重な休日に一大イベントが入り込む。

「結婚式って……え、君の!?」

”親友の”結婚式でスピーチを任されることになったあなた。
週末に迫ったそれに備えるため、仕事から帰宅するなり入念なシミュレーションを繰り返す主人の姿を、スミは心配そうに見守っていた。

ドレス選びもスピーチの練習も無事に済んだ頃。
雑談の中、2人の未来に対して寂しいことばかり言うスミにあなたは少し意地悪をして……

「ン……こら。やっぱり、俺がそうやって耳触られるの弱いって知ってて触ってるね?」


包容力抜群なテンポラリー・ペット、スミとあなたの甘くてえっちなお話。