花の嫁入り -櫻酒奇譚 妖樹録-

谁听这张唱片?

/ 2人想听 / 3人听过
「これが、この地の秘密……一年中、ずっと満開に花を付ける──時不知(ときしらず)の桜」
美しい妖樹の結界に踏み込んだアナタと、無知で無邪気な桜の精との異類婚姻譚。

「──やっぱり迷子になっちゃったね。もし君が帰れていたら……樹の上から眺めるのは、友達が生きる街になったのに」

【あらすじ】
引っ越し先の新しい街で、緑地を散策していたアナタ。
いつしか周りは鬱蒼とした森になり、「結界の守り人」と名乗る御子、桜樹と出会う。
案内された先には、一年中、満開に咲き誇る時不知の桜。
アナタは桜樹に振舞われるまま、桜の妖気でできた酒を口にする。
甘く蕩ける酒と、季節外れの花吹雪。桜樹の無邪気さも愛らしく、迫られるまま受け入れてしまう。

桜樹が、人間を養分にして生きる桜の精とは知らずに。

【キャラクター設定】
桜樹(おうじゅ)
千年以上、結界の内側で咲き誇っている桜の樹。
桜の精として人間を象られた桜樹は、桜の養分にするため、人間を誘い込んでいた。
桜の樹上から街を眺めることはできるが、社会性は皆無。精神年齢は幼く、非常に未熟で偏執的。自分の行いを悪いと思っていない。
暦=自分の樹齢には異常に細かく、ないがしろにできない。
孤独の余り、それくらいしか確証できるものがない。
忘れることを怖がっているのだが、明確に自覚はしていない。
時に無垢、時に妖艶な表情を見せ、桜の精気を込めた酒で旅人を結界に誘う。
more...

评论

讨论版

吐槽箱

更多吐槽 »