三人娘と宇宙の使者 游戏

時は2010年代　現代日本
仲良し女子大生二人組のクロハとマリカはそれぞれの目的を果たす為に
一緒にとある田舎町「福門町（ふくかどちょう）」を訪れていた。

クロハはこの町で捕獲、採取され、父親の研究室に持ち込まれた奇妙な
動植物の調査と先行して調査に向かって連絡が途絶えてしまった先輩の「助手君」の捜索。
マリカはこの町に泊まると家に帰りたくなくなってしまうという匿名掲示板の噂の真相を
確かめる為であった。

宿泊先のホテルに早めの門限が設けられていた為、二人は調査を明日に延期して
雑談しながら過ごしていたが、ふとこの町が評判と異なり静か過ぎる事に気付く。

クロハは嫌な予感を感じるがその予感は的中し、その日の夜、二人の部屋に
異形の人間が錯乱しながら突入してきた。
しかもその人間は研究室に持ち込まれた動植物と同じ症状が出ていたのだ。

やがてホテル中から悲鳴が響き、異常な事態を察した二人はホテルの支配人に
会うべく行動を開始するが、これが常識を超えた存在との長い戦いの一夜になる事を
この時はまだ二人は知る由もない…。