漫画版 野武士のグルメ 漫画

  • 出版社: 幻冬舎
  • 价格: ¥ 1,296
  • 发售日: 2014-03-20
  • 页数: 174
  • ISBN: 4344025539
  • 作者: 土山しげる

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      久住昌之と土山しげるが初タッグで描く、孤独な「食」との戦い。ひとり飯の世界を綴ったエッセイ『野武士のグルメ』が遂にコミック化。決して豪華な料理じゃないけれど、胃袋をジワジワ刺激する「食」が満載。オリジナル描き下ろし編を含む、全9話を収録。

      定年を迎えたばかりの香住武(60歳)は、第二の人生を静かに歩きはじめた。ある日の昼下がり、散歩の途中で小腹が空いた香住は、ソースの焦げた匂いに誘われて一件の食堂へ。夏の名残、少し歩くと汗ばむ九月。壁のメニューに「ビール」をみつけ、迷いながらも注文。35年のサラリーマン生活では平日の昼間にビールなんて考えられなかった。罪悪感、優越感、高揚感が頭を渦巻く。だが、その瞬間に一杯の旨さ、ひとり飯の快感に出会ってまう。それをきっかけに香住の「ひとり飯」との戦いが始まるのだが、そのハードルは意外に高く、彼を思い悩ませてばかり……。だが、食べたいものが脳裏に浮かぶと、もう食べずにはいられないのだ!!
      <収録コンテンツ(一部抜粋)>
      「九月の焼きビール」
      35年に渡るサラリーマン人生を真面目に勤め上げた香住武は、定年後の生活に一抹の不安を抱いていた。だが、ある日なにげなく通りかかった近所の食堂で「ひとり飯」の快感に出会う!!
      「タンメンの日」
      定年後のサラリーマンは「野武士」のように食事と対峙するべき……そんな決意が、これまでの内気な性格を少しずつ打破していく。今日も果敢に「ひとり飯」。頭に浮かぶは熱々のタンメンだ!!
      「朝のアジ」
      自由な時間を謳歌する香住武。友人宅へ遊びに行った帰り、勢いにまかせてふらりと海辺の民宿に草鞋を脱いだ……まさに野武士。そこで、予期せぬ思い出の味に出会ってしまう!!
      「殿様の麦とろ飯」
      民宿で思い出の味に出会った高揚感から、帰路の車中で大好きな歴史妄想が頭をよぎる。それは旅路を急ぐ参勤交代の列。腹を空かせた我儘な殿様の食事……駄目だ、無性に食べたくなってきた!!
      「かっこ悪いスキヤキ」
      香住武にとって子供の頃のご馳走といえば「スキヤキ」……最近では食べる機会がめっきり減ったが、そのチャンスは突然にやってきた。今夜は胸が高鳴る老舗スキヤキ店へ、いざ出陣!!
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