ウラミチ幻想奇憚

どこにでもいるごく普通な少女柚巴（ゆずは）は
SF（すこしふしぎ）な体験を引き寄せる、数奇な星の元に生まれた女の子。

今日も今日とて学校帰りに乗った電車で寝過ごして、行きついた先は
名前は知っているけど降りたこともない古びた駅。
電車の窓から見えた街並みに惹かれて迷い込んだ場所は
「ウラミチアンティークモール」と呼ばれる不思議な商店街。

動く絵、絵描きミチルとの出会い、夜に現れるサーカス。
日常に潜んだ非日常を描く【すこしふしぎ】な物語。

ウラミチ奇譚第壱章【画家ミチルの苦悩】