武蔵野高校の五木波郎は、粗暴で怪力の持ち主であり、“バロン”というあだ名で呼ばれていた。波郎は、プロポーズをしてしまうほど好きな椎名庸子とともに、花火を見るために夜の川原へ行くと、そこにはUFOが現れるのだった。また、突然気のふれてしまったような行動をとるようになった波郎の父親は、地球が滅亡すると言い出すし、庸子は毎日のように同じ夢を見るのだが、その同じ夢を他の人も見ていたりと、世界各地で超常現象が頻発するのであった。そんな中、オーストラリアにいる兄が心配になった庸子は、波郎とともにオーストラリアへと向うのだった。
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