ドラえもん

ep.713 お宝(たから)になる宝箱 & ムードもりあげ楽団(がくだん)

时长: / 首播:2024-02-10
「お宝(たから)になる宝箱」
 スネ夫の家にそれぞれのお宝を持って集まったのび太たち。人気野球チームの優勝(ゆうしょう)記念バッドや、カードコレクション、限定発売のお人形など、それぞれがじまんのお宝を持ち合う中、スネ夫は、伝説のアイドルが引退(いんたい)コンサートで使ったというマイクをじまんげに披露(ひろう)する。
 そんな中、のび太が持ってきたのは、だれも知らないキャラクターのバッジ。もうどこにも売っていないものだと言いはるのび太だったが、ほしい人がいないのなら、価値(かち)のないガラクタだとバカにされてしまう…。
 そんなのび太に、同情(どうじょう)したドラえもんが取り出したのは、『そくせきお宝箱』。この宝箱の中に入れると、どんなものでもお宝になるというのだ。ためしに、のび太が持っていたもう書けないペンを宝箱の中に入れてみることに。
 ちょうどその時、今日返ってきたテストを見に、ママが部屋に入ってくる。宝箱を見つけたママは、その中にテストをかくしたのだと思い、箱を開けてしまう! すると、中に入っていたペンを見るなり、「こんなお宝をかくしていたなんて!」とうっとりして…!?

「ムードもりあげ楽団(がくだん)」
 ママがはりきってケーキを焼いてくれたにもかかわらず、テレビに夢中(むちゅう)ののび太はうわの空。おいしいかと聞かれてもろくに返事もせず、ママはおこり出してしまう。
 その様子を見ていたドラえもんは、「もっと生き生きと気持ちを表現(ひょうげん)しなくちゃ!」と注意するが、のび太はピンと来ない。そんなのび太を見かねたドラえもんは、『ムードもりあげ楽団』を取り出す。この楽団はさまざまな場面にピッタリの音楽を演奏(えんそう)して、ムードをもりあげてくれるのだ。
 さっそく、さっき食べたケーキの味を思い出すよう言われたのび太は、めんどくさがりながらも、いつもよりおいしかったことを思い出す。すると、ムードもりあげ楽団が楽しい曲を演奏し始め、のび太の顔もどんどん明るい表情(ひょうじょう)に。さらにはテーブルの上に飛び乗り、全身で感情を表現すると、ママに対し、感謝(かんしゃ)の言葉と、とびっきりのほめ言葉を連発。ママもきげんを直してくれる。
 気分が晴れやかになったのび太は、ムードもりあげ楽団を連れて外に出てみるが…!?

(「ムードもりあげ楽団」てんとう虫コミックス 第14巻より)

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