本作の主人公。四条河原高校芸能科1-B在籍(編入生)
歌舞伎一家「國崎屋[4]」の跡取り息子。正真正銘の男であるが、美少女然のルックスの持ち主。そのルックスを活かして幼少から女形として舞台に出ていた。当初、女形を演じていることには何ら疑問を抱いていなかったが、ある日幼馴染みの柚葉の一言から自分が女形をやらされていることに気づき、母親と共に歌舞伎と溺愛する父親を拒んで國崎屋を去る。その後は母親と同居していたが、母親が突然一年間の海外旅行に出かけてしまったため、不本意ながら國崎屋に戻り、再び歌舞伎の世界に足を踏み入れることになる。
数少ないまともな常識人で正義感が強いが、同時にやや喧嘩っ早く、頭に血が上りやすく挑発に乗りやすい一面もある。運動神経は高く、また料理が得意。一方で幽霊が大の苦手。「(家業の)赤字」といった単語を耳にしたり、自分の弱点を握られそうになったりすると、強制的に女装させられてアイドル・キャバ嬢・メイドとしてこき使われる状況を妄想してしまう癖がある。作中ではその美貌から紗英をはじめとして、転校前後から同性のアプローチ(求愛)を受けること[5]が多いため「男の中の男」に憧れている。しかし國崎屋に戻ってからは、加賀斗から「女形の勉強」として女物の服を着せられたり、玄衛に騙されてメイド喫茶でメイドとしてバイトする羽目になったりと、その望みから完全に遠ざかってしまっていることが悩みの種になっている。紗英が自分を庇って重症を負った事故をきっかけに、紗英に恋愛感情を抱くようになる。自分が男だと知られることで今の関係が壊れてしまう恐怖と紗英を騙し続ける事への罪悪感に悩んでいたが、紗英から真剣に交際を申し込まれ、遂に自分の想いと男である事を告白した。
梨園に復帰してからも女形を演じることが圧倒的に多く、そのため自分の家業については歌舞伎関係者を除いて隠している。連載当初は女形も歌舞伎も嫌っていたが、観客の声援で幼い頃の舞台に立っていた時の感覚を思い出し、徐々にだが歌舞伎の奥深さに触れるようになっていく。最近では立役(男役)も演ってみたいとぼやく事も。
役者として相当なポテンシャルや才能を秘めており、観客に楽しんでもらう事を至上の喜びとしている。また加賀斗に役者としての憧れを抱いており、演技指導や様々な稽古をこなし、努力を重ねている。お人好しかつ無鉄砲な性格でもあり、公演中では持ち前のアドリブ力で共演者の悩みに触れ、結末を変えることが多い。
作中では基本的に苗字か下の名前で呼ばれることが多いが、菅原兄弟からは『チビ(梅樹)』『メイド(松樹)』、柚葉からは『いっくん』、粂寺からはフルネーム、累からは『師匠』など、様々な呼称で呼ばれている。
歌舞伎一家「國崎屋[4]」の跡取り息子。正真正銘の男であるが、美少女然のルックスの持ち主。そのルックスを活かして幼少から女形として舞台に出ていた。当初、女形を演じていることには何ら疑問を抱いていなかったが、ある日幼馴染みの柚葉の一言から自分が女形をやらされていることに気づき、母親と共に歌舞伎と溺愛する父親を拒んで國崎屋を去る。その後は母親と同居していたが、母親が突然一年間の海外旅行に出かけてしまったため、不本意ながら國崎屋に戻り、再び歌舞伎の世界に足を踏み入れることになる。
数少ないまともな常識人で正義感が強いが、同時にやや喧嘩っ早く、頭に血が上りやすく挑発に乗りやすい一面もある。運動神経は高く、また料理が得意。一方で幽霊が大の苦手。「(家業の)赤字」といった単語を耳にしたり、自分の弱点を握られそうになったりすると、強制的に女装させられてアイドル・キャバ嬢・メイドとしてこき使われる状況を妄想してしまう癖がある。作中ではその美貌から紗英をはじめとして、転校前後から同性のアプローチ(求愛)を受けること[5]が多いため「男の中の男」に憧れている。しかし國崎屋に戻ってからは、加賀斗から「女形の勉強」として女物の服を着せられたり、玄衛に騙されてメイド喫茶でメイドとしてバイトする羽目になったりと、その望みから完全に遠ざかってしまっていることが悩みの種になっている。紗英が自分を庇って重症を負った事故をきっかけに、紗英に恋愛感情を抱くようになる。自分が男だと知られることで今の関係が壊れてしまう恐怖と紗英を騙し続ける事への罪悪感に悩んでいたが、紗英から真剣に交際を申し込まれ、遂に自分の想いと男である事を告白した。
梨園に復帰してからも女形を演じることが圧倒的に多く、そのため自分の家業については歌舞伎関係者を除いて隠している。連載当初は女形も歌舞伎も嫌っていたが、観客の声援で幼い頃の舞台に立っていた時の感覚を思い出し、徐々にだが歌舞伎の奥深さに触れるようになっていく。最近では立役(男役)も演ってみたいとぼやく事も。
役者として相当なポテンシャルや才能を秘めており、観客に楽しんでもらう事を至上の喜びとしている。また加賀斗に役者としての憧れを抱いており、演技指導や様々な稽古をこなし、努力を重ねている。お人好しかつ無鉄砲な性格でもあり、公演中では持ち前のアドリブ力で共演者の悩みに触れ、結末を変えることが多い。
作中では基本的に苗字か下の名前で呼ばれることが多いが、菅原兄弟からは『チビ(梅樹)』『メイド(松樹)』、柚葉からは『いっくん』、粂寺からはフルネーム、累からは『師匠』など、様々な呼称で呼ばれている。
出演
-
國崎出雲の事情
主角 国崎出云轶事