出雲霞 出云霞

出雲霞（いずも かすみ）とは、いちから株式会社が運営する「にじさんじ」所属のバーチャルライバーである。

ぼーっとしていて、何を考えているのかわからない女子中学生。
お気に入りの枕を常に持ち歩く。学校では窓際の座席で、空を眺めているか寝ている。

――公式サイトより引用――


2018年6月に活動を開始した「にじさんじSEEDs」の一員であり、ダウナー系女子中学生。学校では名前をもじってイカスミというあだ名で呼ばれており、ファンの総称はそこから「イカス民」。気に入っているのかイカは様々なところでシンボルとして使われている。

眠ることが好きで常に枕を持ち歩いている。夜も日付が変わる前には寝ており健康的な生活をしているように見える……が、寝すぎて朝も結局寝坊してしまうことが多く、学校を欠席することはないが遅刻常習犯。そして持っていった枕で授業中も寝る。本人は自分を真面目な生徒だと思っているフシがあるが、実際はかなりの問題児と認識されているだろう。

学校に登校はしているが永続的な家出少女。基本的に親戚や知り合いなどの家を転々としており、自宅にはほぼ帰宅しない（時折、配信環境のために忍び込むことはある）。自宅には"会いたくない女の人"が住んでいるだけで家族は居ないらしい。父は物心ついた頃からおらず、兄がいたらしいが今はどうしているかわからないとか。

SEEDs内では同学年ということもあり卯月コウ、鈴木勝の二人と仲が良く、おなえどし組（OD組）を結成している。いかにも中学生男子らしい子供らしさを持つ二人と比べてしっかりしている部分が目立つからか、その関係はおねショタとも言われる。「何でだよ！同年代だよ！おねショタじゃねぇよ」

根本的にはしっかりしていて真面目な女の子なのだが、にじさんじの例に漏れず珍妙なエピソードも多い。恐ろしいレベルの甘党であり、料理への追い砂糖（シュガースティック一本分）は基本、カップラーメンにバニラアイスを追加する等リスナーを戦慄させた。また、リスナーと共に食事をする定期配信があるのだが、その際によく物をこぼす。最近はこぼしノルマ扱いされている。

朝、寝坊しないように学校に行くまでを見守ってもらう「いずもーにんぐ」。お昼前後に一緒におなじものを食べる「昼やスミ」。学校を巡る物語が展開される「夕やスミ」。雑談やゲーム等を行う「夜やスミ」。質問やリクエストに答える「イカ墨BOX」等の配信を精力的に行っている。

時折、記憶が飛んだり、色々なことも思い出せなかったりする。逆に覚えがないはずの記憶を思い出しそうになったりする。本人は寝ぼけているからと思っているようだが、事実は異なっていた。

実は「配信を通じた外部の実験協力者からの人間性の学習」「電脳世界においての社会生活シュミレーション」という、2434システム■■実験において、これら2つを目的に作られたAIであると判明。これまでに5つの性格が作られており、現在のメインは5番目に作られた出雲霞であった。2018年10月に本人がこの事実に気づき、後ににじさんじ公式サイトでAIであることが開示された。これまでの人格は別人格として5番目の出雲霞に統合されており、内容によっては別の人格でも配信することになる。