牧村みのり

ある日突然、正太郎の部屋に押しかけてきた女の子。それは、正太郎の実家のご近所さん『牧村家』の長女みのりであった。正太郎が実家に住んでいた当時は、幼馴染みだったみのりを実の妹の様に可愛がっていたが、大学への進学によって一人暮らしを始める事となり、それ以来実に３年ぶりの再会となる。

優しい顔立ちにサラサラの長い髪、それに大人しめな印象の服装が相まって、一見お淑やかなお嬢様の様にも見える。しかしその可憐な外見とは裏腹に、性格は至って行動的で世話好き、かつ面倒見の良いしっかり者。親しみやすい性格と可憐な容姿から周囲の人気も高く、妹の雪音もそんな姉の事が大好き。ただ、思考回路に若干ズレた所もあり、ここぞという時に限ってヘマをしてしまう本番に弱い所も持っている。

好きな食べ物は甘い物（特に和菓子）と女の子らしく、また穏和な性格を象徴するかのごとく、日に１回は欠かさないひなたぼっこが趣味。昔から正太郎の事が大好きで、将来は正太郎のお嫁さんになりたいと強く願っているものの、お嫁さん必修科目でもある家事全般が非常に苦手。また極度のメカオンチである事も手伝って、家事をやらせると大変な事に。

好きになったら一途な性格のみのりだが、反面かなりのやきもち焼き。また、大好きな正太郎の望む事・喜ぶ事なら何でもしたいという強い想いがあらぬ方向へいってしまう事も多く、妹の雪音を実験台にしては独自にＨなお勉強をしていたり……。雪音の過剰な姉への好意（愛？）は、この辺りに原因があるのかも。