最強ロボ ダイオージャ

ep.39 仙人をやめたかった仙人

时长: / 首播:1981-10-24
 50メートル以上の巨木が生い茂るトーゲン星の経済は林業が支えている。この星には、林業に重要な気候を操る仙人の伝説があった。仙人に会ってみたいと思ったミト王子は、仙人山の山道で白髪に白い髭の老人オールンに出会った。足を痛めたというオールンを背負って歩き出す王子。その態度に感心したオールンは、王子を弟子にすると言い出した。このオールンこそが、仙人だったのだ。オールンは、雲の中にある我が家・仙人星に王子を連れて行った。オールンの弟子・ヤルゴンは、王子に次の仙人の座を盗られるのではないかと不安だ。実は、仙人というのはこの星の気候を操るコンピュータを管理する役職。初代領主は、この星を豊かにするため500年前にこのコンピュータを開発し、それが人々の私利私欲のために利用されないよう仙人伝説を作ったのだった。だが、ヤルゴンはこっそりワイロをとって気候のリクエストを受け付け、オールンに嫌われている。オールンは、人々が仙人に依存するようになった現状を嘆き、仙人制度をなくし、領主と領民が力を合わせて自然の気候の下で生きるべきだとの考えを王子とヤンゴンに打ち明ける。ヤンゴンは、オールンの思惑を知って逆上し、コンピュータルームを占拠。オールンと王子を仙人星から追い出すと、気候の管理と引き換えに大金を寄越せと領主を脅しにかかる。仙人星に太刀打ちできるのはダイオージャだけだ、と語るオールン。王子は即座にダイオージャに搭乗し、オールンの援護を得て仙人星を破壊した。

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