2023-3-4 00:58 /
priwal-PLUS同人游戏是2006年下半年开始,2ch的某人带着“说做就做”的心态搞的同人avg游戏,打算弥补原作的遗憾,不过游戏没做完,团队就因为各种各样的原因分崩离析了,就连好聚好散都没做到。现在已经淹没在二次元的尘埃中,只剩下一点历史的碎片。。。。
2011年,来自princess waltz的复仇——太阳的普罗米亚出版,普罗米亚体现出的来自「元祖pulltop」的思路与这个同人还是不太一样的,不过这个同人游戏构建的时候还没有普罗米亚,所以同人制作委员会考虑的角度还是正常幻想作品的角度,“椎原旬”的味和普罗米亚相比还是淡了一些。

PRINCESS WALTZ同人ゲームを作る会
清白线文本设计稿下载
安吉拉线文本设计稿下载
其他的文稿我没找到,我找到了一个只有开头的测试版和一个同人制作的变身动画


※アンジェラルートより長くなってしまいましたが、設定説明が多くなっているため
 プレイタイムはあまり変わらないんじゃないかと思います。



清白ルート
・物語コンセプトは「絆の大切さと重苦しさ」「死闘」「限界」
・清白大勝利?
・クリスと清白で3Pが欲しいです
・やっぱ清白は根が淫乱じゃないとね!

 導入はアンジェラルートと一緒ですが、このルートではアンジェラを明確に倒す事で分岐します。

 アンジェラとの戦いの最中でプリンセスの力の使い方を見出し、緒戦からの大激戦を勝ち抜くクリスと新。
そして二人の前に現れたのは清白。シホウの誇る大地の姫であり、今大会最年少でありながら、開催前から
「クリスの許婚」を公言して憚らない胆力の持ち主。運命の相手を一途に慕う姿はいじらしくあるものの、当の
クリスにとっては重く、些か苦しみを感じる間柄でもある。

 出生ゆえ世俗を絶って生きてきたクリスにとって、幼少時の偶然で目通りが叶ってしまった清白は唯一の幼馴染にして、他人でありながら肉親より接する機会が多く、彼の人生において最も深く大切な存在。
しかし彼が取るべき道は、そんな彼女を欺き、果てに踏み潰して越えていかなければならない。
クリスから事情を聞いた新も、そのヘビーな関係に頭を悩ませるばかりだった。
 エイプリルの指導のもと鍛錬を積むこと数日の後、ついに次の戦いが始まった。戦端を開いたのは清白と、パルミードの鉄姫リーゼルだが、運悪く戦場が学園校舎であったため下校前の新が巻き込まれてしまう。ガードナーを追い払いながら出口まで逃げる新を余所に、リーゼルの多彩な武装と、界律庭園の性質を悪用した罠の数々に圧される清白。新と思念で通じているクリスは、学園の外から新に指示を出しながら内部の様子を探る。
その戦法ゆえ手も足も出ないと思われていた清白だったが、持ち前の粘り強さと、小賢しい策を蹴散らす圧倒的な破壊力をもって次第にリーゼルの猛攻を押し返し、逆に追い詰めていく。罠は破られ、兵器を散らされ、ついには己が身で立ち向かってきたリーゼルに対し、清白も真の力を解放する。
 迷っているうち戦舞台の近くまでのこのこ出てきてしまった新は、そこで二人の戦いに直面する。
満身創痍の二人。身の丈を数倍に越す巨大な鎚を軽々と構える甲冑の姫。それを真っ向から睨み返す清白は破れた振り袖をあられもなく肌蹴て、その小さな背中に乗せた桜吹雪の紋様を露わにしていた。
雷鳴を撒き散らす大槌と、暖かな光を発する桜吹雪。現実の垣根を越えた光景に畏れつつも見惚れる新を気付けたのはクリスの驚愕だった。クリスは問うた。

「もしかして清白の背中には、紋章のようなものがないか」と。

 言われてみればそこには紋があり、それは清白が手作り弁当を入れた重箱に彫り込まれたモノと同じものだった。彼女の言によれば確かそれは―――シホウの家紋として名高い「四方山の紋所」とかいうものだったはず。
それを聞いたクリスがさらに取り乱す。状況を問い返そうとする新の眼前で、清白が発動させた重力結界がリーゼルの機動を奪い、振り下ろされた大槌ごと彼女を打ち砕き、決着をつけた。大気が震えて校舎が割れ砕けるほどの余波を見せた尋常ならざる破壊の正体は、清白のちいさな拳ただひとつだった。
 なんとか清白達に気付かれず界律庭園を後にした新は、清白の信じがたいほどの強さに恐ろしさを感じつつも、日々の鍛錬の中で着実に増す自分たちの実力と比べて、すこしの高揚感を覚えてもいた。
ドレスの力、そしてエルディ=アークの破壊力。それは清白にも決して引けを取らないはず。
興奮のあまり、絡む因縁が多すぎる相手だと忘れつつ帰宅した新を迎えたのは、今にも死んでしまいそうなほど表情をくさらせたクリスだった。一息つけ、事情を話す毎にさらに酷いことになっていくクリスの顔つき。
見聞きしたすべてを話し終えた所でクリスがギブアップし、部屋に引きこもってしまった。
 次の日、学園を休むと言い部屋を出ないクリス。やむなく一人で登校した新を迎えたのは、クリスがいない事にあからさまに失望し、事情を聞いた瞬間に心配し始める清白だった。
持参した弁当は体調の悪いクリスには重過ぎるだろうから食べてよいと渡された重箱。そこには無論、例の家紋が彫られている。これにクリスが何を気に病んでいるのか。バカなりに探りを入れる新。だがそれがシホウ王家の家紋だとか国の象徴だとかいう話しか聞けず、かえって混乱を招かれてしまう始末。

 新の帰宅より先にクリスを見舞った清白だが、彼の冷たい態度に困惑してしまう。
それでも何とか会話の糸口を掴もうと、自分が緒戦に勝った事を自慢げに報告するが、それが亀裂の引き金となってしまう。クリスは苛立ちながら、背中に負った家紋について詰問する。彼が何故それを知っているのか不思議に思う清白だったが、王子なのだからワルツを見ているのも有りだろうと気にも留めず、無邪気にばらしてしまう。

「家紋はワルツの勝利に必要なものと覚え、お願いして彫り込んだのです」
「遠からず私がワルツに勝利してシホウの長になるのだから、先に家紋を入れても構わないでしょう」
「この身はひとえにクリス様に捧げるための物。それにはまず、何としてもワルツに勝つための…」

 そこまで言われたところでクリスが切れた。怒鳴り散らし、うろたえる清白に食ってかかり、にべもなく出て行けと突き放してしまう。最愛の人から受け入れがたい態度を取られたショックで、清白は泣きながら家を飛び出していく。その彼女とすれ違う新は、気丈だったはずの彼女の涙を見て動揺する。クリスはクリスでますます引きこもりが深まり、突然の混迷に新もパンク寸前だった。
 次の日もクリスを置いて学園に登校した新を、突然界律庭園が包み込む。界律庭園の中で新に声をかけたのはなんとシャチ吉。彼?に招かれるまま向かった広場で待っていたのは、戦闘服に身を包んだルンルンだった。
 ルンルンは先日の清白対リーゼルの戦いに乱入しようとしていた所で、新を目撃していたのだ。界律庭園に入れるのはその世界の異物のみ。ならばそこにいた新がワルツの関係者、特に身体的特徴が近いシホウかヴィスレイの関係者である可能性が高いと見て新に網をかけてきたのだ。水の縛鎖で新を締め上げ、自分の所のプリンセスを今参戦させなければガードナーのエサにしちゃうわよと脅しにかかるルンルン。絶体絶命の新にクリスが思念を飛ばし「新がイーリスの執事だとバラし、彼女の代理として決闘を受理して構わない」と指示する。
策がはまり何とか命を拾った新。塞いでいたクリスだが、ワルツはそれでも超えなければいけない壁だと迷いを打ち捨て、新と共にまた特訓に励む。
 次の日、数日ぶりに二人連れで登校した新を待っていたのは、なんともいえない冷戦構図だった。
緒戦を下し余裕の清白に、優勝最右翼と言われたアンジェラを下したイーリスとの決闘を取り付けた事で、闘志を昂ぶらせるルンルン。別れる際に事情は伏せるようにと口裏を合わせた新とルンルンではあったが、二人を前に摘まむ昼食は不味いことこの上なし。クリスはクリスで清白に素っ気ないままで、空気も凍り付いていた。

 数日後、やってきた決闘の日。どうにか心身を整えた新たちは合身して約束の場へ駆ける。だがその前に立ちふさがったのは同じく装身した清白だった。ルールを無視した不意打ちを警戒する二人だが、清白はやんわりと腹黒いスマイルを浮かべてイーリスとの同行を願い出る。決着の後、イーリスが勝者であればすぐさま決闘を申し込ませてもらうと言う清白。確かに彼女にすれば正体消息共に不明のイーリスを捉える絶好のチャンスではある。
やむなく同行を許し、決闘場に向かうイーリス。手出しはしないと裁定者に誓った清白の眼前で、気まずい戦いが幕を開ける。
 凄まじい理力量を使いこなし、天変地異がごとき魔法を操ってイーリスを苦しめるルンルン。だが鍛えぬいた新たちはその猛攻にも活路を見出し、ついにはエルディ=アークで彼女を打ち破る。
公言通りに、戦い終えたイーリスに即決闘を宣言する清白。迷うだろうなとクリスを案じる新だったが、心配を余所にクリスはあっさりとそれを受諾し、しかも今すぐ戦うと言い出しした。さすがにそれはないだろうと諫める新だが、鬼気迫るクリスの様相に二の句が次げず、言うなりになってしまう。
 まさか連戦を発案するとは清白も思わなかったが、戦士に二言なしと戦闘を開始する。だが、その彼女が突如驚くべき行動に出た。彼女は自らの足に持っていた傘を穿ち、骨をへし折ったのである。
理解に苦しむ行動を問うイーリスに、清白は涼しい顔で返す。

「手負いを悠々と仕留める勝ち戦などクリス様に捧げる価値はないのです。贔屓なく、尋常にして完全なる勝利を捧げてこそ、王者の妻として相応しいのですよ」と。

 それを聞いたクリスが、にわかに重苦しい雰囲気を発し、イーリスの口で言い放つ。

「そうやって、痛々しい妄信を押し付けるだけの的にされる王子も難儀なものですね」と。

 挑発とも取れるその言葉に凛々しい眉をしかめながらも、冷静に試合を運ぶ清白。そんな彼女を相手取るイーリスは様子が明らかに違う。いつになく多弁。そしてその調子は常に清白の姿勢を詰り、嘲るもの。
そんな彼女の身の内で、分身であるはずの新は自由を奪われていた。どれほどの感情を発しているのか、とにかく強大に膨れ上がったクリスの意志が新のコントロールを拒絶し、一方的にイーリスを操作しているのだ。
だが操縦が偏るという事は力の低下に直結する。明らかに力落ちしたイーリスを睨み、本気を出せと叫ぶ清白。
しかしクリスはそれでも独力で刃向かい、清白の信念を冒涜し続ける。まだ少年とはいえ、気高く優しい彼がかくも知己を貶める姿に新も迷い、それがますますイーリスを弱体化させていく。
 やがて大局は決する。地に膝つくイーリス、見下す清白にと構図が固まった。だがそれでもイーリスは冷ややかな闘志を失わず、清白の心に絡み続けようとする。それを醜しと見限った清白が、ついに上衣を肌蹴てあの紋所を発動させる。

 それはシホウの技術である「理力陣」。特定の法則に従った紋様に添って理力の道筋をつけ、その運用を機械的に増強させる科学技術。さらに、理力結晶で精製した顔料で刺青を彫ることで、理力の運用を飛躍的に人体に馴染ませ超人の性質を付与するのが、身一つで戦うを良しとして来たシホウ戦士の秘儀であった。
そしてその陣模様の最高位として研ぎ澄まされ、確立したのがシホウの家紋となり、今清白の背中に宿っている。
誰が相手であってもワルツを勝ち抜くための最強の武を得るために、清白はクリスのために磨いた身さえ傷つけることを厭わなかった。
 それがいかなる重みを持つのか、新が知るのはもう少しだけ先のこととなる。

 圧勝の構図にも弛むことなく必殺の拳を構える清白。だが、もはや動けぬイーリスに重力結界まで使用はしなかった。それが彼女の痛恨のミスであった。
 光がイーリスを包み、一瞬の後、清白の目の前にいたのは合身の解けた新と、疲弊で気を失ったクリスだった。
理解できない光景に呆然とする清白だったが、傷ついたクリスの姿を見てまず己が何をしたかを悟ると、恐慌を来たしてその場を逃げ去ってしまう。決闘を放棄した姫には"地獄"が待っていることを淡白に告げる裁定者だったが、もはや当人たちには地獄も生ぬるい様相だった。

 心身ともボロボロに磨り減らして何とか帰宅した新とクリス。一秒でも早く倒れてしまいたい所だったが、それでも先ほどのクリスの辛辣な態度は問いたださずにはいられない新。何か悪しき方向に吹っ切れたようで、クリスはまるでどうでもいい事のように真実を語り始めた。

 清白がシホウの戦士として、理力陣を用いてくることは予想していた。
だがそれが、よりにもよって家紋を背中に背負ってくるとは思いもしなかった。
なぜなら「家紋」を「背」に彫ることを許されるのは「国」を「背負う」シホウの最高存在のみ。その禁を犯した者は一切の弁明の余地なく極刑をもって処断される。
背中の紋は性質上、本来国王に限られるはずだが、一首六属という特徴を持つ七央にはただ一つ例外が存在する。
それがワルツの勝利者、イコール盟主たる七央首長の妻の座である。
完全決着の前から背に紋があったとしても、結果として最高存在になっているのであればどうとでもなる。
しかし敗れる事があれば、たとえワルツから生還しても待っているのは死を宣告する白州のみ。
だが清白は必勝の武器として紋を背負った。それは周囲からすればワルツへの執念と、王子に捧げる愛情表現と言えるかもしれない。
 しかしよりにもよって、想われ人であるクリスだけはそうも行かないのだ。
彼は王子として不完全であり、まともに妻を娶ることなど不可能。婚姻をなすためにはワルツを乗り越え、クラウンの力で完全な男性体に復活するしか道が残されていない。
だがそれは、自分を慕う清白を自らの手で土壇場へ突き出すことと同義になってしまう。
 自らの存在意義を捨てて友人の命を守るか、友人の命を切り捨てて自らを取り戻すか。

 その境遇に関わらず、人生経験の短いひとりの人間にとってはあまりにも重すぎる二者択一。
悪気がないとは言え自信満々に押し付けてきた清白の姿勢が耐え切れず、あのような酷な態度を取ってしまった。
たとえその直前まで、清白に対する最後の思いやりがあったとしても。
 ルンルンの直後に決闘を受けたのもそれが理由だった。大きく消耗しつつ戦いに臨み、せめて自らの勝ちの目を抑えることで清白への罪悪感を薄めようとしたのだった。
それが卑怯な自己満足であったとしても、悩み苦しみ摩り切れたクリスの思考ではそれが限界だった。
だがその是非を問うより先に、新は家を飛び出していた。

 清白はクリスを慕っていた。それがどれだけ一途で、崇高で、無遠慮で、狂おしかったか。
すべてを傍で見ていた新は、その彼女の今を想うとどうしようもない不安に突き動かされた。
彼女がどこに居を構え、戦いの中羽を休めていたかなど知らない。そもそもまだ"地獄"で戦っている頃合いであろう。だがそれでも新は駆けずり回った。そうして月が昇るまで彷徨った果てに、いつか彼女とはじめて出逢った並木道で、銀杏絨毯の上に倒れ伏す彼女を見つけた。

 家まで連れ帰った新に、七重はクリスが家を出た事を告げる。
山中の自宅に戻り、家族に連絡を取るという方便を残していったようだが、彼にすれば新が何とか清白を見つけても、家に連れてくれば合わせる顔がなかったのであろう。
疲れた体で清白を看病する。どうにか"地獄"を生き延びたのであろう清白もひどい憔悴だった。
ワルツの負傷は肉体には残らないが、その代わり精神へのフィードバックとして戦後に重くのしかかって来る。
それを実感として知っている新は、今打ちのめされている清白を想い、胸が締め付けられる苦痛を覚えていた。
やがて目を覚ました清白は、無防備にも自分が新に看病されていたもあってパニックをぶり返すが、決闘以来一睡もせず看病を続けていた新が目の前でついにダウンしてしまう。その姿を見て冷静に返ってしまい、今度は彼女が看病する側に回ることに。

 長い眠りから覚めた新は、迷いはしたもののクリスの事情を包み隠さず清白に告白した。
クリスの生い立ち。孤独で苦しい幼年期。ワルツに参加することへの苦悶。
先暗い自分の人生を暖かく支えてきた、清白の存在の大きさ。
新は出会いの流れからそんな事情を知るに至り、彼を助けると約束したこと。
清白の覚悟の重さに心を軋ませつつも、どうにか折り合いをつけようと必死だったクリスなりの覚悟。

 すべてを話し、新は布団の上で清白に土下座して詫びを入れた。動揺は無論大きかったが、清白は狼狽することなく聞き入れ、静かに一礼を返す。その後早まる真似はしないと約束すると帰っていった。
その日の晩、伏せったままの新を静が訪れた。様子を見に来たのだろうと思っていた静だったが、彼女の口からは思いがけない言葉が紡がれる。

「お前はこのプリンセスワルツという戦いで、クリス君を、清白さんを、そしてお前をどうしたいのだ?」と。

 驚くべきことに、今まで姿を隠していたヴィスレイの姫は、他でもない深森静その人だったのだ。
先代のヴィスレイの姫であった七重はとある事情からエルディラントを脱出。現代世界の人間として隠れ住んできたのだと言う。ワルツに参加する前から新が界律庭園に飲み込まれたことを話すと、それも新が向こうの人間だからだと言われてしまった。
 そして混乱するバカな弟に対し、静はさらに意外な提案を突きつける。
それは彼女がソルディアの姫も清白も撃破し、ワルツに優勝するということ。
後に静は今後の運びをすべて七央に放棄し、従来どおり現代世界の人間として生き続けるという。
だがそれは、静が清白に死を与え、クリスのなすべき事を横から奪い取るという、重ね重ね無情な行為でもある。
何故姉ちゃんがそこまでしようとするのか。それを問う新に静は優しく微笑んで「私も一国の姫として、立ち向かうべき障害に処するだけだ。だがそれよりも、大切な弟のために何かしてやりたいと思うのが普通ではないか」と答えるのだった。

 その一方、清白はクリスの屋敷を訪れていた。
門戸を叩いても出てくる気配はない。それでも清白は日が暮れるまで無言で待ち続け、やがて月夜の下、ようやく口を開いた。決意に満ちた詫びの言葉だった。

陰でクリスの心を痛めていた「未来」というものに、一人勝手に心を躍らせていたこと。
事情を与り知らぬとはいえ、己一人の覚悟をクリスの重石にしていたこと。
クリスのためという美談めいた心意気に酔い、自らの命を捨てるような真似に及んだこと。

 涙を零しながら、それでも支えることなく流麗に唄うように、清白は言葉を紡いでいく。
すべてに詫びを告げた中に、しかしクリスに拳を向けたことは入っていなかった。そして涙を振るい落とし、一転して清白は躍動する調子で大きく唱える。

「それでもクリス様。己が悲願を達するために、たとえ清白が相手であっても!
 退かず! 避けず! 覇道に向かってきて下さったこと!!
 一武人としてこの式神楽清白、今は深甚なること限りなく想っております!
 なればこそどうかクリス様、いいえクリス=ノースフィールド!
 この私と今一度、どうかプリンセスワルツの舞台で一戦交えて頂きたく願います!!
 敗死を背負うは私一人の愚挙! 余人に気負う謂れはありません!
 事ここに至りてなお私があなたを恨むとすれば、それはあなたとの決戦が流れ消えることこの一点!
 それが我らの交える真実であると、どうか信じ、そしてお忘れなきようお願い申し上げます!」

 そこまで響いたところで、上階の出窓が開き、そこにクリスが身を乗り出した。目元には涙の跡がある。
そして彼もまた、生まれついての王者たる威厳に満ちた声をあげる。

「清白よ! このクリス=ノースフィールドも心得た!
 大いなる三神と、聖なる裁定者と、父母より賜りし名に誓おう!
 式神楽清白! 君と雌雄を決し、いかなる結果も受け入れ、そしてそれを超えて行く!!
 僕が勝てば君の命は散るだろう! 君が勝てば僕はすべてを失おう!
 しかし遺恨は一切認めず、唱えない! それでいいか、シホウの誇る大地の姫よ!!」

 身震いするほど力強く、神々しいほど凛然とした宣戦布告に、清白も涙ぐみながら大きく頷く。
それを見たあと、急に表情を和らげたクリスが、ぽろりと付け足した。

「―――でも、大切な君に隠し事をしていたことだけは、やっぱり謝らせて欲しい。ごめんね」

 次の日、なんと清白を連れて深森家に帰って来たクリス。驚く新にクリスは事態の推移と自分たちの決意を伝え、改めてイーリスとして戦うことを新に要求する。一旦驚いた新だったが、落ち着くとすぐに、なぜか合身してイーリスになってくれと頼まれる。清白の前だったがいまさら隠す意味はない。
了解して合身すると、すぐに界律庭園が開いた。警戒したクリスと清白の前に現れたのは、装身した静。
 言葉をはさませる隙も見せず、新が静への決闘を申し込んだ。
それを感知した裁定者がすぐさまそれを承認。静は一週間後に約束を提示し、決闘が締結されてしまった。
 超展開に言葉もないクリスたちに、新がマッハで土下座しながら深森姉弟の腹案を説明し始めた。

 最終戦の前に、静とイーリスで決闘する。ただそれだけ。
静が勝てば決勝は静となり、それを下して王家の進行はクリスと七王の思惑に丸投げし、エルディラントとの関わりの一切を絶つことを約束させる。
イーリスが勝てば清白との決勝となり、互いの求めるままに決着すれば良い。
しかし姉と戦うことに新が躊躇いを見せるようであれば即試合放棄するという。
静が勝てば人を死に追いやる罪業から弟を遠ざけられる。
負けるにしても自分を下すほどの弟の成長が見られるのならそれも良し。
ここで試合放棄させるような惰弱な弟なら今後目をかけてやる価値もない……
という、理路整然としてるようなしていないような条件が静の真意だった。
しかし総員、腹は坐っている。条件が重なろうと揺れる事はなく、あっさりと流してしまった。

 それからは不思議と穏やかな数日が続いた。
変わった事といえば、毎日の昼食に静が同伴するようになった。
数日後には命のやり取りをする間柄でありながら、清々しい雰囲気に満たされていた。

 決戦前夜、特訓を終えて汗を流した新たちを清白が訪れた。
新に用があると言い、妙な雰囲気を発していた清白を察し、なぜかもう少し訓練すると一人家を出てしまうクリス。やむなく部屋に上げると、清白はやおら身にまとっているものを脱いで、新に詰め寄った。
 いくら合身しなければ戦えない身だとしても、クリスにだけ力添えがあるのはやっぱりズルイ。
今この時だけでもいいから、自分にも新の力を分けて欲しい。
顔真っ赤で涙目になりながらも、清白は懸命に思いの丈をしぼり出した。
パニくりつつも、力と言ってもどうすれば……という新に、清白は一本の小刀を差し出した。

 小刀は凶器ではなく、シホウの王族に代々伝わる理力陣の彫り刃だった。
シホウの王族は結ばれる相手にこの彫り刃を差し出し、自らの理力を相手の身に彫り込んで消せないお手つきの証に、同時に永遠の愛の印にするのだという。
そんな大層なモノをなんで自分に……と問い重ねる新に、清白はしおらしく告げてきた。
 わずか数日の事ではあったけれど、共に笑いあい、苦しみあい、いたわりあううちに、新に寄せる想いが大きくなる自分を否定できなくなった。
 本来は男が女に差し出す彫り刃を逆に供するのもふしだらではあるが、それでもなお、わずかでも心残りを残したくない。晴れやかな想いで明日に挑みたいと願い、参上したのだと言う。
 大きくなる想い、それは新も同じだった。恋する少女の美しさ、悲しさ、強さ。男の目に眩しく映るすべてを見せ付けられるうちに、新もまた清白という一人の女の子に心惹かれていた。
新は彫り刃を受け取った。特別な技術は要せず、ただ相手を強く深く想いながら刃を一度立てればいいとのことで、ちょっとホッとしながらも二人だけの儀式をやり遂げた。
刃先には、出会いの思い出なのだろうか、小さな銀杏の葉の紋がぽつりと残った。
 意外だったのは、決死の覚悟で刻んだだろう家紋のある、背中に彫ってくれと頼まれたこと。理由を問うと
「家紋はクリス様のために彫ったもので、あの方に頂いたようなもの。
 同じ想いを抱いた新様にも、同じ場所に刻んで頂きたかったのです」

と答えられてしまった。そして気が付けば、目の前には想い人のむき出しの細い背がある。
しかもそれがうっすらと汗ばむほどに火照り、月光を受けて艶かしく、目に媚びるように照っている。
どうにも止まらなくなってしまい、新はその背を抱き締める。清白も、その腕の中で力を抜いた。

 静との決闘の日。
すっかり戦場の定番となってしまった夕暮れの学園屋上。そこに対峙する三人。清白はいない。
「こんな形でお前たちと鎬を削るのは意外だったが、悪い気はしない」と笑い、静が装身する。
「俺も」「僕もです」と笑みで答え、イーリスが降臨する。そして戦いが始まる。

 普段の木刀とはまるで勝手の違う長大な戟をそれ以上に使いこなす静は、まごうことなくかつてない強敵。
長くしなやかな四肢を縦横に使い、人間の認識を超える多角性で攻撃してくる様はまさに獣の姫の名に相応しい。
だが新たちもそれに引けは取らない。二人分の認識と反射速度に、獣の機動力すら超えて空を流れるがごとき剣の舞い。それらの動作を二人の心がきっちりと繋ぎ、戦いを拮抗させていた。
一太刀ごとに伝わる明確な勝利への意志。互いにそれを交錯させ、無我夢中に競り合う。
 だがそれでもいずれは決着の時が来る。互いに望む勝利と、互いに拒む敗北とが振り分けられる瞬間。
勝機を見出した新は必殺のエルディ=アークを発動させる。不可避のタイミングで繰り出されたそれを真っ向から受けてしまう静。光の大砲が撃ち抜けて後、そこに倒れていたのはしかし静ではなかった。
深森家のペットのネコ、キザクラ。その正体はエルディラントから静が連れてきていた神獣の仔で、獣の姫の執事として登録されていた静の隠し玉だった。キザクラが変身の術で身代わりとなり、エルディ=アークの光砲が奪う視界の闇に紛れて、静本人の接近を許してしまった。
そして静渾身の一刀によりイーリスは打ち破られ、新たちの敗北が決定した。

 イーリスが敗れたため、クリスは一足先にエルディラントへ送還される事になった。
そして舞台に参じた清白に静が決闘を申し込んだ。最終決戦は三日後となった。

 後日、クリスが帰ったことで自然と二人きりになってしまう新と清白。
ぽっと出と言えようとも確かな想いを通じ合わせたことで、自然と心地良い空気が流れる。
しかし時間が経つに連れ、敗北の苦味を噛み締める新。
清白の行く末を大きく左右する戦いに臨めなかったことにも、喜んでいいのか悪いのか。
そんな新を清白は抱き留め、「かなり色っぽい手管」も使ってしっかりと慰めるのだった。

 最後の決戦。先延ばしにされてきた多くの重い事柄のすべてに決着が付く日。
新は清白に、静の手口も何も教えてはいない。言いたくはなかったし、それ以上に清白も聞きたくなかろうことは分かっているから。
 開始から、清白は劣勢を強いられていた。手数、リーチ、目付け、反射、戦いのおよそ全てにおいて静が圧倒的に上回っている。相手の隙に全てを賭ける清白の方策にとって、その隙というものが一切見当たらない静は最悪の相性と言えた。
 ただ、そんな清白にも静を上回るものが無いことはない。しかしそれもたった三つ。
絶対的なスタミナ、相手を押さえ込む重力結界、そして―――強烈無比の破壊力。
そうであることをすばやく見抜いた静は、狡猾とさえ感じるほど執拗な一撃離脱で清白を削り込んでいく。
 しかしそれでも、ただ負けるわけにはいかない。保身のためだけではない。
己が想いを託し、託された大切な人たちに応えるために、何もできませんでしたでは済まされない。
その決意が清白の底力をさらに強く支え、静の猛攻にひるまず食らいついていく。
やがて衣が剥ぎ取られ、虎の子の重力結界が使用可能になる。静が大きく踏み込んだ所で清白は結界を発動させ、動きを封じる。だがその瞬間、静の様子が一変したかと思うと次元の違う爆発的な疾走で重力圏を突破してしまった。
 執事キザクラの能力。それは静の身体能力を「倍にする」こと。
それは解釈の仕方によって分身という「量を倍にする」こともできれば、合体して「質を倍にする」こともできる。
この時、後者の能力によって静の脚力を爆発させ、封じ込まれる前に重力圏を抜け出たのである。
そして重力圏が解除されるより早く、空中から投擲した戟によって清白の鋼の肉体が撃ち抜かれてしまう。
重力によって戟の投射が強化され、見事に能力が仇となった。
 万策尽き果てた清白だが、それでも闘志は失われなかった。
肉体は磨耗しても幾多の戦歴を積んだ闘争本能が逆転勝利への道を検索する。
辛うじて見つかったそれは、しかし敗北よりも先に憤死が見えてもおかしくない、まさに狂気の沙汰とも言えるような大博打だった。
 そして致命傷を与えることはできたものの、静にも不利が生まれた。
重力圏に飲まれて焦った心のせいで、唯一の得物である戟を清白の身に投げ捨ててしまったこと。
手負いとはいえ、素手で清白の剛体にダメージを通す事は不可能。一か八か、来ると分かっている重力結界に飛び込み、取り返して次の一撃で決着しなければこちらがやられる。迷う余地すらない、厳しい決断だった。
 数十分も後、重傷によるスタミナ低下をジリジリと待ってから、ついに静が襲いかかってきた。
出血と苦痛により朦朧としていた清白も、最後の博打を決行する。
 間合いに飛び込んできた静を重力結界で抑え込み、カウンターの至宝絢爛でトドメを刺す。
単純明快だったが、問題はこの重傷で高重力に耐えられる確証がないこと。読み違えれば自爆に終わる。
 それでも、読みは通った。自分の身から刃を引き抜かれる一瞬を狙い、渾身の至宝絢爛を叩き込む。
しかし、それを静は実に単純に上回った。大地に大穴を開ける隕石のごとき清白の拳を、高重力の中、カウンターで受けて、なお堪えてみせたのだ。途切れかかる重力から逃れるように、大きく戟を振り上げる静。
静も、清白でさえも、静の斬撃による決着を信じたその時、奇跡が起きた。

 戦士として極限まで鍛えぬいた清白の闘争本能が、自身の限界すら厭わずさらなる力を振り絞った。
再び発動する重力結界。重力に振り落とされた戟が清白の肉に再び食い込む。重く、しかしわずかに急所を逸れて。
そしてわずかに開いてしまった静の懐の急所に向けて、清白の拳が唸りをあげた。
至宝絢爛の威力を持つ拳が、右から左から、また右から……と、合計十連撃。
重力圏すら問題にせずぶち破る、砲弾の勢いを持って静の身が壁面に叩きつけられた。
そして、理力の粒子を吹雪くように輝きを放つ清白の背の刺青が、重力圏の散開に巻き上げられるように、桜吹雪と共に跡形もなく掻き消えた。
 砕ける獣の姫のティアラ。長時間にわたる死闘をもって、ついに今代のプリンセスワルツに決着が訪れた。

 清白の背に刃を立てるとき、新は願った。
"どうか、すべてが一番いい方向に向かいますように"と。
その結果、清白の背から家紋が消えた。
清白が振りしぼった極限の力に乗るように、彼女を、クリスと一緒に縛り付けていたものが掻き消えた。
家紋が消えてしまえば、ワルツの結果がどうなろうと清白の命が奪われる事態は失くせる。
それはまるで、すべてを乗り越える覚悟とその力を見せた戦士たちに授けられた、神様の御褒美のように都合のいい奇跡だった。

 すべてが終わり、清白は滞りなく七央に輿入れした。
そして新しい王子として世に姿を現したのは―――本来と変わらずクリス=ノースフィールドだった。

その後、とある日の夜。
王の閨で熱く交わる男女。いや、三人いるうち一人は男と言うか女と言うか。
ベッドの上で絡み合っていたのは国王クリスと王女清白、そして―――ナゾの男、深森新その人だった。
結局男性にはなれなかったクリスも、時代のために血筋を残す必要がある。
そのために清白から提案されたのが「種馬」として新を極秘裏に王宮に迎え入れるというとんでもない事案だった。
清白は王家を絶やさず、そしてクリスを夫としてお仕えできて、新という恋人も傍にいて幸せ。
クリスは女の身でも王子になれて、王家に責任を果たせて幸せ?
新は……美少女二人に囲まれて幸せ……なのか?
疑問に思う二人に挟まれて嬌声を上げながら、清白はウットリしつつ
「愛があるから、いいじゃないですか♪」と囁くのだった。
Tags: 游戏
#1 - 2023-3-4 01:24
原作への追加・改変要素
[執事(バトラー)]
→プリンセスの戦闘をサポートするお供の動物。
 姫の保有する理力を分け与えることにより、姫の能力をより強化支援できるサポーター。
 また本来界律庭園は姫であっても不可侵だが、執事のみ界律庭園に侵入し、他の姫の性能を調査する事、および
 界律庭園の内部にある限り、自らの居場所に姫を召喚する事も可能。
 導入理由は界律庭園への参戦における新のフットワークを上げる(=新は"イーリスの"執事として登録される)
 ためと、静のバトルギミック追加のため。登録執事は一応
 イーリス→深森新
 アンジェラ→グレン
 清白→すずとん号(設定上の半公式キャラ)
 ルンルン→シャチ吉
 リーゼル→????=?????(新キャラ?)
 静→????(新キャラ)
 ????????(新キャラ)→イーリス=????????
 ?????????(新キャラ)→クリス=ノースフィールド
 となっております。
原作のままだと静の参戦理由と能力、プリンセス全体の統一感、新がワルツに近しい必然性などが弱いため、ワルツの枠組みの一つとして追加しました。枠組みのない争いは戦争と変わりないですからねえ。

[ガードナーとヴェール]
→原作のガードナーは「カードバトル上やむなく出したザコ敵」という印象だけだったので、序盤設定にある通り「倒す事でヴェールという素材が集まる理力存在」として明確な存在意義を押し出します。
ヴェールは集める事で理力を蓄積し、プリンセスや執事の戦力となるお宝として扱う事になります。また、
こういった横道を用意する事でワルツがワンデイトーナメントではないという不理合に理由付けをしています。
(=参戦人数が決まってる+国事として結果が求められるのに開催期間が不定になるのは妙ですしね)

[新キャラ(今のところ上記の4名(匹?))]+減キャラ
→設定を載せるための新キャラをやむなく創作しました。すずとんは一応原作にいるものとして数えました。
原作の難題として「ワルツサイドと現代世界サイドが離れすぎている」というものがあるため、一部キャラを削減し、物語の視野をワルツに寄せております。比率の目安として「のどかがモブ代表になる」くらいの削減っぷりです。あとクロウが出ない気がします。話をきれいに集束させようと思うと、意外とプリワルは人数が無駄に多い事が分かりました。
また逆にワルツ関係者を現代側に寄せるため、全員が何らかの形で学園の関係者となるよう改変してあります。
アンジェラはもう以下に書いてありますが。

[新の好きな女の子]
→全体に関わってくるものではありませんが「物語開始時点からいる」という設定にしてあります。
残念ながらのどかではありません。ハイそこの姉ちゃん、方天画戟はまだ仕舞っといて下さい。

[全体構成]
→ほぼ予定通り、六姫の個別ルート+フィナーレルートとなりました。
 そのうち静ルート+フィナーレが"結果的に"正史となりました。正史という表現に深い意味はなく、あくまで結果的にですが……。



アンジェラルート
・物語コンセプトは「力がある事の是非」「戦いの是非」
・全ルート中唯一のバッド?エンド
・同人的コンセプトは「女教師っていいよね!」「眼鏡アンジェラって萌えるね!」「弱いアンジェラっておっきするね!」
・エロコンセプトは「青姦」「夕暮れの教室で誘惑プレイ」



 緒戦導入まではほぼ原作と変わらず、アンジェラが勝ちを収める。
そのときイーリスの合身が解けて正体(+クリスの性別)までばれてしまうが、二人の素性よりもイーリスの強さの成長性に興味を抱いたアンジェラは二人を放免、戦闘も放棄して"地獄"に入る。
 数日後。当然のように生還したアンジェラが、新たちと同じ制服に身を包んで学園に姿を現す。
留学生として転入してきたというが、「どう見ても同い年じゃなくね?」という生徒たちの雰囲気にいたたまれず一時撤退。魔法で衆人の記憶を調整してから「教育実習生のアンジェラせんせー」として再デビューを果たす。
事情を問いただすために新たちは彼女を校舎裏に呼び出すが、当人は「ヒマつぶし」と答え、さらに一つの提案を出してきた。

 二週間後、いかなる状況にも優先して、アンジェラとイーリスによる「決闘」を行うこと。
それを確約できるのであればクリスの事情も各国に秘匿するが、破るのであれば、考えうる限り最悪の形で今回のワルツを破綻させる。

損得の見えない提案に当然クリスは訝しがるが、弱みを握られている事に変わりはない。
「私は強い者と戦えればそれでいい。見る限り今回のワルツで『最強』になりそうなのはお前たちだからな」
というアンジェラの言に裏を感じられなかったので、承諾することに。
 それから奇妙な生活が始まる。
日中はアンジェラが新たちの授業を全て受け持ち、夜はエイプリルの指導の下、ガードナーを狩って修業とドレスの強化。偏執と言えるほどに戦いに拘りながら、アンジェラは驚くほど多くの才能に長けていた。勉学も運動も、芸術にさえも並ならぬ才気を見せ付け、生徒たちの好感を集めた。その求心力の前に新も例外ではなかった。
 ワルツは次の段階へと進む。アンジェラがリーゼルを下し、新たちも辛うじてリリアーナを下す。
残る姫は四人。清白が後に控えてしまった事に思い悩む新たち。
 ある日新はアンジェラに訊ねてみた。『なぜそんなに何でも出来るのに、戦いなんかに拘るのか?』と。
問われたアンジェラは勝ち気な微笑みで答える。『順序が逆だ。戦いのために、全ての才能を求めるのだ』と。

 アンジェラは人が競い、争うという行為を否定しない人種だった。しかしいたずらに傷や遺恨を求めるものではなく、人の優劣や序列はその差を明確に表してこそ正しく意味がある、と考えていた。いかなる愚劣も不当に戴かぬよう、常に己の才を磨いて他者の真贋を見極め、いかなる相手にも己を誇っていられるようにその才覚を多角化する。つまりは己の正当性を高めるための文武両道主義である。
 そしてもうひとつアンジェラが余人と違うのは、求め得た力に溺れず、常に己を律するという志の強さだった。個人が力を蓄えることに何の異論もない。だが蓄えた力に溺れるような者は、何者から罰せられても当然。誰よりも溺れ驕ることのない強い意志を持ち続ける者こそが王者に相応しい―――その意志がアンジェラの核だった。

 アホの子ぎみの新には半分以上ちんぷんかんぷんではあったが、アンジェラの才能と心根の強さはしっかりと感じ取り、以来彼女に尊敬の念を抱くようになる。その眼差しはアンジェラにとっても心地良いものだった。
 ある日新はアンジェラから買い物に付き合えと誘われる。待一番のデパート中を引きずり回されるものの、抜群の美女である彼女との交流に好ましい気持ちを抱く新だが、昼食に付き合った際、アンジェラから「クリスとは付き合っているのか?」と聞かれ仰天する。異世界からやってきたという女(?)の面倒事に付き合うなど、相手を好いてでもいなければ考えられないではないかと言う。問われてみればもっともだという気はするが、それをアンジェラから言われてしまう事に、なぜだか猛烈な、気恥ずかしいような申し訳ないような気持ちを覚える新。そしてそんな締まらない新の様子に、どこかアンジェラも面白くなさそう。そんな微妙な空気の中、続けてアンジェラが爆弾発言をぶちかます。

「私がワルツを制した暁には、クリスを排して新たな王子を立てる」

 承服しかねる宣言に当然新は噛み付くが、アンジェラの発言にも理路がある。
彼女が勝てば「王子」は彼女を娶らねばならない。しかしワルツに負ければクリスの身は女性のまま。それで人の夫など務まるはずもなく、過去千年に渡って男子が七央に輿入れした例はない。ならば当然秘密裏に然るべき工作が進められる―――アンジェラの推論は的を得ていたが、新には納得できようはずもない。そして、その理路を超えてクリスに固執する新の態度にアンジェラは次第に、はっきりと不満を募らせる。果てには「そんなにクリスを王子にしたいのであれば決闘で私を倒せばいい!」と吐き捨てて、一足先に帰ってしまうのだった。
 最悪の終わりを迎えたかに見えた二人の関係だが、明日もその次も、アンジェラはしっかり講師を務めた。その姿にどうにも疑問を捨てきれず、話しかけるがシカトされ続ける。それでも何度目かの声をかけようとした時、学園が界律庭園に包まれた。

 界律庭園は世界の「異物」の強い反応を包み込み、ガードナーによってそれを駆逐する自動機能を持つ。今回異物として捕捉されたのはアンジェラ。そしてイーリスの『執事』である新と―――清白であった。
程なく鉢合わせた女二人。清白はアンジェラをプリンセスだと察知し、すぐさまの申請によって決闘が成立する。
二人のプリンセスが衝突する間、新はクリスを呼び寄せてイーリスへと合身。二人の戦いに割って入る。期せずして三つ巴になった戦い、その最中に異変が起きる。突如苦しみだしたアンジェラのその身が異形へと変貌を始めたのだ。
 白い肌にはウロコが浮かび上がり、こめかみからはツノが突き出す。背を突き破ったコウモリ羽をわななかせる姿は、空想の世界に生きるドラゴンを想起させた。
 苦しみ悶えつつ戦場から逃げ去るアンジェラ。それを追おうとする新だがクリスがそれを制御し、戦局を進めたい清白も逃がすまいとする。しかし何よりもアンジェラへの心配が勝った新の意志力が逆にクリスを封じ込め、激情のままに清白にエルディ=アークを放ち倒してしまう。

 庭園を脱出して後、新は疲れた体を引きずって街中を探し回る。夜更けて人の寄り付かない林の中で、ついに新は探しもの――異形の名残を残し、疲弊しきったアンジェラ――を見つけ出す。クリスの手前家にも帰れず、しかしアンジェラを人目に触れさせるわけにもいかず、やむなくのどかの家から用具を借りてアンジェラを清めようとするが、その最中に目覚めたアンジェラにひどく拒絶される。だがその態度は先の諍いによる怒りではなく、醜く変わった自らを新に見られた事による怯えと悲痛であった。涙を零して身を縮める彼女に強く惹かれる想いを自覚し、新は必死にアンジェラを抱き締める。引っ掻かれても噛み付かれても放すまいと力を込めるうち、抵抗は失われて逆にアンジェラの方から縋りついて来た。
 べそをかきながらも次第に落ち着きを取り戻したアンジェラには、自身の変貌への心当たりがあるようだった。彼女はアグニスの竜騎士の一人。彼らは試練を乗り越え司祭の認定を受け、国一番の天険に住まう神竜に加護を受けてその強さをより高めるという。その際「騎士は強く美しく、誇り高き戦いを為す者なり」という誓いを立てる。
それが破られる時、騎士は代償として己が身を畜生にやつすという罰を受ける。清白との戦いに新たちが割り込んできた時、アンジェラは咄嗟に思ってしまった。

   ―――新が私ではない誰かを守ろうとしている―――!

 嫉妬。ヒトの醜い感情に身を焦がしたアンジェラに罰が下ったのだ。
戦い続けなかったためか変貌は半ばで収まったが、それでもアンジェラにとって自分の姿は、筆舌に尽くしがたい屈辱と恐怖と、嘆きの象徴となってしまった。
 一旦見せてしまった弱さからか、アンジェラは訥々と自分を語り始めた。
文武を隔てなく修めるのも、もともとは自信を高めて「代償」を遠ざけるため。自分に少しでも弱さがある事が怖い。真に自らの誇りひとつのために頑張っているわけではない自分を、心のどこかで常に情けなく思っていた。そして、そんな自分の暗部の集大成を『他ならぬ新』に見られてしまった。
 恥も外聞も捨てて「逃げないで欲しい。嫌わないで欲しい」と哀願する彼女を、今度は優しく抱き締める新。
すると変化が再び起こった。暖かな光がアンジェラに吸い込まれるように発すると、彼女の体が元に戻ったのだ。
理由は分からないが嬉しい事だと二人は喜び合い、そのまま肌を重ねて一夜を明かす。

 夜が明けて、気恥ずかしくも居住まいを正して帰途に着こうとした二人をグレンが発見した。ヴィスレイが正式に今回のワルツの放棄を宣言し、残る姫はイーリスとアンジェラの二人となったのだ。新には緊張が走ったが、アンジェラはさして気にする事もなく笑って帰って行った。
 帰宅した新を待ち構えていたのは七重にのどかに―――クリス。
のどかの叱責と七重の体罰でいきなり瀕死の新を、クリスが問い詰める。無我夢中で清白を倒してしまった新に反論の余地は無かったが、しかしクリスにも密かな負い目があった。新が「やってくれた」おかげで自分の心の負荷が軽減されたという黒い感情が残っていた。互いにどうしていいか分からず、悶々としながらも登校し、時を稼ぐように無理矢理日常に潜り込もうとしていた。
 やはりアンジェラも出勤しており、気がつけばアンジェラの「実習」期限と、決闘の日は明後日まで迫っていた事に気付く。放課後、約束するでもなく新とアンジェラは教室に居残り、間近に迫った問題について言葉を交わす。足りない頭で悩む新をひとしきり可笑しそうに眺め続けた後、アンジェラはばっさりと言い捨てる。
「なすべき事があるのだからそれを優先すべきだ。答えが出ない事など後で考えればいい」と。
それは言い換えれば自分を倒せと鼓舞するようなものだが、実際アンジェラの目的にブレはなかった。
徹頭徹尾彼女はまず、好敵手と認めたイーリスが強くなるまで待って決着をつけたい。それと新を好きになった事は別だと言いきってしまった。そして彼女は言葉を付け足す。

「私が勝ったらお前を私の夫とする。けど目先の色恋に頭を垂れるような弱虫ならどうでもいいわ」

 決闘前夜。ギクシャクしたままのクリスと新だったが、新ははっきりと自分の意志を告げる。
自分がアンジェラを好きになった事。だがそれとは別に、何がなんでもクリスを王子にする協力を続ける事。そのためには一人でもアンジェラと戦い、勝つと宣言した。そのままエイプリルの待つ訓練場に向かい、いつものようにガードナーを狩る。クリスは結局やってこなかった。

 決闘の日。初めて遭遇した時のように、夕暮れの校舎屋上で新とアンジェラが対峙する。
プリンセス同士の対決ではないため界律庭園は発生しない。しかし二人は構わず得物を握り、切り結び始めた。
アンジェラは容赦することなく新を打ち据える。新も培ってきた戦いのカンと剣さばきで必死に死線をかいくぐる。しかし生身の人間が装身したプリンセスに敵うはずもなく、程なく新が膝をついてしまった。自らの手で想い人を血まみれにしても一切手を緩めず、最後の一撃を新に振りかぶったその時、界律庭園が発生した。
刹那、必殺の突きを大剣が弾き飛ばす。間一髪、新のいた場所にイーリスが登場していた。
 不明を詫びるクリスを笑って許し、新は再びアンジェラに立ち向かっていく。彼の心情を量ったクリスは彼のサポートに徹し続ける。そこからは互角の接戦が繰り広げられる。互いの刃と理力で鎬を削りあう最高級の攻防に、
自然と新は痛快な思いを自覚していた。全力を出すという事は、こんなにも楽しい事だったのだと。対するアンジェラも笑っていた。緒戦の時の狂おしい愉悦に酔うそれではなく、最高のエンターテイメントを目の当たりにしたような晴れ晴れとした笑み。やがて双方に余力がなくなり、数十歩も離れた「互いの間合い」で踏みとどまった。
数瞬の間にこれまでの全てを思い返し、やがて大剣と神槍が完全同時に振りかぶられる。
最強のエルディ=アークとアンジェラの放つゲネイオン。ふたつの力は衝突し、最後に立っていたのは―――
アグニスの竜騎士、アンジェラ=ヴィクトワール=ブレンディンだった。

 ワルツは滞りなく終了し、一足先にクリスも帰った。
新はアンジェラと共にエルディラントへ旅立ち、クリスの今後を助けるつもりだったが、家族にどう告げていいものか困り果てていた。しかしそんな新たに助け舟を出したのは他でもない七重だった。
「実は私ら一家も向こうの人間でね云々」とカルく事情を説明された後、景気よく送り出されてしまう。
そしてエルディラントへの門が開く校舎の屋上で、アンジェラと再会した。
意外にもアンジェラは女生徒の制服を身にまとっており、恥じらいながらも新に評価を求めてきた。
似合うと褒められてひとしきり安堵した後、結局決勝戦で新に傷をつけた事を深々と詫びてきた。
「そういうのは似合わない」と笑って許し、二人は手を繋いで開放された門へと足を踏み入れる。
向こうで山積みとなっている問題を片付けるために。

 数年後、エルディラントには一大変事が発生していた。
先のワルツ終了から異例の間を開けて主王となったクリス=ノースフィールドが「暗殺」されたのである。
その首謀者として自ら名乗りを上げたのは、七央の伝説に魔王として名を残す「エルディン」。
大量のガードナーを率いて瞬く間に王城を占拠し、全土に発布したその姿は、髪の色こそ金色に変わっていたが、亡き王クリスの友「深森新」であり、その傍らには漆黒のドレスに身を包んだイーリスが立っていた。
六国は最強の六姫を旗頭に立てて反攻戦争を開始する。その一角、アグニスの先鋒には感情を押し殺して槍を振るうアンジェラの姿があった。



………こんな感じになります。
過去のPulltop作品に倣い"全てのルートを網羅してやっと世界の全体が見える"という形式を取っているため、アンジェラには不幸な役回りを負わせてしまう事になってしまいました。「なんだかんだ言っても戦うのはよくないってテンプレなの?」と言われそうな気もしますが、そういう事でもありません。
拙作は「プリワルを軸にPulltopというブランドコンセプトへのオマージュ」も含まれておりまして、それゆえに色々と某作品を匂わせる風景が加わっていきます。静の「執事」などでユーザーをニヤリとさせられれば満足。

現在の使用ツールは「らのべえ」です。
最近になって、ユルくて読みやすいガイドムックが出たのでこれを片手に素組みしております。
まずは「知識を元にキレイに出来上がる」ツールより「知識無用でカンタンにイジれる」ツールでいこうと。
絵がまったく仕上がってないので(ほっぽってる内に絵柄変わってきちゃったので描きなおし中です…)
仮組み版を上げるのもだいぶ先になるのですが、シナリオに関してはほぼ全員大筋を結び終えて、後は
読み物としての小エピソードをつぎ込む「脚本作業」に追われております。お笑いって難しいなあ…。

最大の難関は背景。なにせ音楽やSEと違い、「プリワルのフリー素材」などという気前と都合のいいものがありません。ぶっちゃけ発表の舞台をニコ動にしようかなーと思っている理由の8割はココにあったりします
(なぜそうなのかは著作権上お察し下さい……)

ひとまず以上。
ここまで読んでくれてありがとうございます! 皆さんったらホントプリワル難民の鑑ね!
この案片がある程度好意的に受け止めていただけるようであれば、開発サイトも公開しようかなーと
(申し訳なくも、一年前から止まってますが…)
#2 - 2023-3-5 10:51
シナリオの仮組みは以下の状態です。
・清白:クリスへの愛情(寄せる・押し付ける・すがるもの)と新への好意(抱く・制御できぬもの)との板ばさみの中で
ワルツに対してどのような成果を出すか。「恋する者ゆえ望まぬ戦い」としてのワルツを描くAルート。
・アンジェラ:原作では単なる戦鬼だったのがつまらんので新に恋させます。
恋をした女の子がどんな強さをどれだけ究めるか、というAルート。クリスとの対決を濃い目に描く流れができてます。

・ルンルン:いいトシこいて恋に恋するお姉さんなので、恋愛という営みを
限りなく神格化していきます。その果てに、ワルツの存在意義を問うBルート。
・リーゼル:戦うのが嫌いな小市民の理子なので、その性質に特化して
ワルツ自体を不要化させ、廃止させるという話になるBルート。リーゼル人格の扱いが難しい…。

・静:新を守る、という行いを究める話にするつもり。
王子としての、弟としての、男としての新をひっくるめ、どんな立場を取るのが静のベストなのかを探求するCルート。
・「剣の姫」:三神とエルディンなど、核心を整理していくお話です。
「楽しさ」をテーマとするPulltopらしく、暗澹とした情念やゲスな策謀は使わず
キャラ同士が真っ向からぶつかり合い、立ち向かう難題を痛快に踏破するしめくくりのCルート。

※Aはワルツを肯定し存続する、Bはワルツを否定し叩き壊すルート。CはABで知れた事実を束ねて
核心を整頓する話にする予定です。のどかルートは作りませんが、かわりに全ルートで必ず一回は
メインヒロイン越えの見せ場を作れればと思ってます。
クリスはヒロインよりも話の骨子に深く組み込むため、新とは恋愛しないルートも。



假想的剧本是以下的状态。
清白:夹在对克里斯的爱(寄托、强加并依赖的东西)和对新的爱(抱着、无法控制的东西)之间。在华尔兹中会取得怎样的成果?A路线描写了“因为恋爱的人不希望的战斗”的华尔兹。
·安吉拉:原作中单纯的战鬼太无聊了,所以让她爱上新。“恋爱中的女孩到底有多厉害”这样的A路线。和克里斯的对决会有浓墨重彩的描写。

·伦伦:因为是很好的年纪陷入恋爱的大姐姐,所以把恋爱这种行为无限地神化了。最后,“质问华尔兹存在的意义”的B路线。

·莉泽尔:因为是讨厌战斗的小市民理子,所以将其性质特殊化,使华尔兹本身变得不需要,将其废除的故事的B路线。莉泽尔人格很难处理…。

·静:我想探讨一下“守护新”这一行为。
包括作为王子、作为弟弟、作为男人的新在内,探索采取什么样的立场才是静的最佳选择的C路线。

·《剑之公主》:三神和艾尔丁等,是整理核心的故事。
一如以“快乐”为主题的Pulltop,不使用黯淡的情念和卑劣的计谋,角色们正面交锋,痛快地踏破难题的终结的C路线。

※A是肯定华尔兹并继续存在,B是否定并打破华尔兹的路线。C是把AB知道的事实整合起来,整顿核心。我不做青梅竹马的路线,但我会保证所有路线都有一个。

我想如果能制作出超越主女主角的精彩场面。
克里斯为了比女主角更深入地融入故事的主旨,也有不和新恋爱的路线。


3893642008/09/17(水) 22:52:21ID:XCQwJIzx
現状僕のコンセプトは「できない事はしなくてもよいことにしちゃう」です。
もともと同人マンガ描きなので音とスクリプトがヤバイのですが(もっとも絵も話もアヤシイものですけど)
その辺はできなければやらない。どうしてもという場合はまずヤッツケから始めて後々ととのえます。
コチラの活動を見ていると、本来無いスキルに高望みすると足が止まってしまい、
それが全体の停滞に発展するんじゃないかと思ったので。
そんなわけで年内にブログ開ければいいなーくらいの心積もりでやってます。以上っ。

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