正義の味方

ep.7 渡る世間は鬼ばっかッ!

时长: / 首播:2008-08-20
 槇子(山田優)が結婚したというのに、容子(志田未来)は相変わらずこき使われていた。その日も一週間分の食料品や日用品などの買い出しを命じられる。早速容子が買いに行っている間に留守の新居にやって来た里美(山口いづみ)は、冷蔵庫やゴミ袋、部屋の中などをチェックして顔色を変え、克夫(平泉成)に見せようと報告に走る。その間に買い物を終えてやって来た容子が、食料品の補充やゴミ出し、掃除整頓までしてくれたため、帰宅して里美らと顔を合わせた槇子は、何とか正体がバレずにすむ。だが、里美の槇子を見る目は、一層厳しくなった。
帰宅した槇子に里美は、家事の細かいところを色々指示した上に槇子を良川家の嫁としてみっちり仕込むと宣言する。槇子のイライラはたまる一方だった。  里美が勝手に新居に入らないようにと直紀(向井理)に頼んだ日の夜、実家に戻った槇子は、容子に買い物の代金を1万円渡した上にお釣りも受け取らなかった。容子は槇子が絶対に何か企んでいると勘ぐる。その翌日、春子(田中好子)の用事で良川家を訪ねた容子は、里美からなんと1万円もの小遣いをもらい、槇子に関する情報の提供を求められる。槇子と里美の双方から味方になるよう迫られた容子は、自分がいつの間にか嫁姑戦争に巻き込まれてしまったと気づくのだった。
 容子が知佳(西内まりや)を不良達から助けたことから口利きしてもらい、犬の散歩のバイトをすることになって程なく、ついに槇子と里美のいさかいが激しさを増していった。新居にやって来た里美が自分好みに部屋を模様替え。帰宅してこれに怒って、全て元通りにする槇子。そんな女の“戦い”がしばらく続いたのだ。そして、ついに槇子は、里美が持ち込んだ物を全てネットオークションで売り払うよう容子に指示し、新居のカギも新しく替えるよう命じたのだった――。

翌日、容子が新居のカギを交換しているところに陸(本郷奏多)が現れ、犬の散歩に一緒に行く事に。急に大雨が降り出し、神社に避難する二人。カミナリに怯える容子の手を取り、やさしく言葉をかける陸。
 日曜日に槇子が昼食を食べに中田家にやってくる。そこで槇子は中田家で二世帯住宅を建てる計画を打ち明ける。そんな中、容子の携帯に里美から電話があり、マンションのカギが換えられていて中へ入れない、槇子と連絡がついたら家の前で待っていると伝えて欲しいと怒っているのだ。槇子に報告すると、一緒に連れて行かれてしまう。マンションでは槇子と里美の嫁・姑バトルの間に挟まれオロオロする容子。

 怒って帰ってきた里美はカギが変えられていた事や、里美がもって行ったクッションなどが無くなっていることなどを克夫(平泉成)に報告するが、取り合ってもらえずに悔しがっていると、直紀の弟・弘志(田島亮)がやってきて、克夫の書いた書がネットオークションに出品されていることを告げる。ますます激怒した里美は克夫と一緒にマンションにやってくる。ネットオークションに出品した理由を説明しろという二人に、容子は自分が勝手に出品してしまったと言い訳をするが、槇子は「あまりに素晴らしいので、どれだけの価値があるのか、試しに載せてみたのです」と金額を示すと30万まで値段が上がっている。喜んだ克夫は、自分の書がこんなに評価されているなんて、槇子のお陰だと礼を言う。好きな事に打ち込んだ結果であり、好きな事をやるのが一番ですという槇子の言葉に克夫は、浪人中の弘志に受験をやめてカメラマンになる事を許す。
 数日後、中田家に直紀の両親がもっと交流を深めたいと訪れた。そこで話題は二世帯住宅の話に・・・。慌てる容子をよそに、盛り上がってお互い勘違いしながら話しをする両家。しかし、真相を知る容子はここでも、両家の間に挟まれ、苦悩はまだまだ続く・・・。

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