蓋然性進化論Ⅱ

音楽の行く先は虚構な繁栄かそれとも絶滅か―――。

前作では蓋然性進化が我々に何をもたらしてきたかを科学的解釈を中心に検証し、 今作では我々に何をもたらすかを宗教的解釈を中心に音楽を通じて検証する。

この作品によって答えは明らかになる。 しかし、答えを出すことに有意性があるかと言えば、ほぼないと言える。いかなる答えに対しても、我々を含む生命は抗うことができないからである。
同じように音楽の進化も我々が生み出したものと言えど抗うことはできない。 ただ、答えの方向に無機的に進んでいくのを見ているのみである。 我々はどのようにこれらの進化を解釈し、どのように考え、行動するべきか。

直接的ではなく、音楽的（＝間接的）に「応答」を表現し、何年か経って、ふと気が付くことができるよう却って「わかりにくく」した。
個々にとって、答えを急ぐ必要もないからである。
本作品では提起部分、応答部分の２部作になっており、その第２部の「応答部分」である。

今作では総勢70名に及ぶ有志による合唱曲が収録されます。
また、8月30日に行われる"真理絵presentsAMULETTE2013～love solfege eversongs"にて演奏予定の、綾野 えいり・片霧 烈火・Jenya(ジェーニャ)・真理絵によるスペシャルハーモニーも収録。
「音を楽しむ」、その原点に立ち戻り、皆様を「音楽」の世界へといざないます。