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/ 更多目录1988年11月から1989年12月に掛けて、講談社より全8巻構成で刊行された書き下ろし作品。1994年からは文庫版が刊行。
「ねずみ男」を狂言回しに、当時の出来事を振り返りながら自身の半生を描いている。水木しげるの軌跡はそのまま昭和史に重なっており、実体験から知る当時の流行や庶民の生活なども描かれている。また、水木は太平洋戦争の場面になると、どうしても力が入ってしまうと述べており、特に多くのページを費やしている。本作品に対しては「戦争で死んだ人への鎮魂を込めた自分史」とも述べている。
本作は1989年(平成元年)に第13回講談社漫画賞(一般部門)を、2015年(平成27年)にはアイズナー賞最優秀アジア作品賞を受賞した。
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「ねずみ男」を狂言回しに、当時の出来事を振り返りながら自身の半生を描いている。水木しげるの軌跡はそのまま昭和史に重なっており、実体験から知る当時の流行や庶民の生活なども描かれている。また、水木は太平洋戦争の場面になると、どうしても力が入ってしまうと述べており、特に多くのページを費やしている。本作品に対しては「戦争で死んだ人への鎮魂を込めた自分史」とも述べている。
本作は1989年(平成元年)に第13回講談社漫画賞(一般部門)を、2015年(平成27年)にはアイズナー賞最優秀アジア作品賞を受賞した。