戦国武友伝 肆の巻～信長秘帖～

戦国飛翔シリーズ第4弾！
今作では織田信長に焦点をあて、信長を取り巻く森蘭丸、浅井長政、今川義元とのエピソード3編を収録！

『雷鳴桶狭間』
桶狭間で、電光石火の奇襲により、今川軍を追い詰めた若き信長。
信長は人質となっている松平竹千代を奪還すべく挙兵したのだ。
本性を顕した義元と信長の決戦が迫る。

『薄濃悦楽』
城を落とした信長の前に、敗軍の将・浅井長政が引き立てられてくる。
長政は叡山焼き討ちや将軍家追放など、信長の所業を非難し始める。
長政は、その人柄ゆえに、いまや信長のことを忌み嫌い、憎悪している。

『本能寺　最期の伽』
夜明け前。信長が、同衾して寝ていた森蘭丸を揺り起こす。
すでに本能寺は明智勢に取り囲まれ、退路はないだろう。
信長は蘭丸に最後の伽を命じたのだった…。