すしお 石崎寿夫

ガイナックス出身。現在はトリガー所属。
本名：石崎 寿夫（いしざき としお）
埼玉県和光市出身。埼玉県立朝霞西高校卒業。代々木アニメーション学院卒業。（バイトもしていた）

リアルさや生々しい動きを追求するというよりは、アニメならではのケレン味を効かせた表現を模索するタイプ。
小気味よいアクション作画で同世代の中でもいち早く注目を浴び始める。
ガイナに入社した当時はあまり作画に興味がなく、アニメーターも"可愛い画を描く人"という理由で本田雄、中澤一登の2人を知っているだけであった。
しかし、ミクロマンで今石洋之の仕事を間近で見たことにより、動かす事の面白さに目覚め、今ではすっかり動かし屋アニメーターである。

絵柄は影、ハイライト少なめであっさりしている一方で煙や爆発などはかなり描き込むタイプである。
版権画などは手塗りで描くことが多い。
爆発は吉成曜の影響が強いが、吉成爆発と比べると煙分が少なくぶっ飛ばしたような勢いのある爆発を描く傾向にある。
グレンラガンでは森久司からもっとも影響を受けたと言っており、破片やタッチの入れ方、エフェクトにも影響が伺える。
またグレンラガンのコメンタリー１５、２５、２７（乱入）話では氏の弾けたトーク（アフレコ）が聴けたりもする。


以前はおじゃ魔女どれみやワンピ、デジモンなど、東映作品にも多く参加しており、「ガイナをやめて東映にいる」と噂された時期もあったほどだったが、細田守や五十嵐卓哉と言った仲の良い演出家が東映を抜けた最近は東映作品への参加も減っている。

コミケで自身の原画集などを販売 しており、そこで久保田誓と出会ってガイナックスに連れ込んだとか、同人誌内で描いてあったAKIRAの落書きを橋本敬史が見て、スチームボーイに呼んだというエピソードもある。