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kinoko 创建于 2020-7-30 23:48 / 1 人收藏
  • 千と千尋の神隠し

    2001年7月20日 / 宮崎駿 / 宮崎駿

    瀧井朝世:小神たちも集まって、杏たちと知恵比べを始める寄り合いの場面は、私の中ではジブリアニメのような映像で脳裏に浮かびました。 河野:ああ、それが一番合いますよね。特に『千と千尋の神隠し』の神さまのイメージは強烈ですからね。そう言われてみれば、私もジブリ作品のようなイメージであのシーンを書いていた気がします。 ——6/3(土)TBS系列「王様のブランチ」に登場! 『愛されてんだと自覚しな』――著者・河野裕さんロングインタビュー(https://bessatsu-bunshun.com/n/na0e4d86d46e3)
  • 失はれる物語 (角川文庫)

    2006-06 / 乙一 / 角川書店 / 381

    プロット面では、乙一からの影響も大きいです。一時期は、意図的にプロット作りを学ぼうと、『失はれる物語』を繰り返し読みました。——私にとってベースとなる小説を書こうと思った 『昨日星を探した言い訳』発売直前! 河野裕書面インタビュー //////紀伊國屋書店新宿本店河野裕特設コーナー『昨日星を探した言い訳』と一緒に読みたい本10選 (有台版和大陆版)
  • 20世紀少年

    2000-01-29 / 浦沢直樹 / 小学館

    たとえば浦沢直樹の『20世紀少年』なんかでは、過去と未来を交互に書いていることで、どっちのパートも全部伏線になっているのがすごいですよね。そういう意味で、時間移動ものって非常に面白いジャンルだなと思っていたころに『サクラダリセット』のプロットを立てで、書いているうちに、だんだん時間移動から離れて趣味に走ったのが『サクラダリセット』というわけです(笑)。——http://www.groupsne.co.jp/user/interview/2009/05/01.html
  • さよなら妖精

    2004-02 / 米澤穂信 / 東京創元社 / 312

    視界が広がる苦しみが青春だというなら、これは最高純度の青春小説だ。——《さよなら妖精》河野裕评语书腰
  • 閉鎖のシステム

    2001-05 / 秋田 禎信 / 富士見書房 / 232

    秋田先生は『魔術士オーフェン』シリーズが有名ですが、『閉鎖のシステム』という作品が非常によくて。真っ暗になったショッピングモールにお客さんが閉じ込められる群像劇なんですが、これもまた考えさせる話なんです(笑)。死体が見つかって、この中に殺人鬼がいるのでは、という感じで話が進んでいくんですけれど、最後の帰結が〝この中に殺人鬼がいたほうが幸せなんだ〟という。つまり、一般人がパニックによってこんな事件が起こったというよりは、ひとりの異常な人間によって事件が巻き起こされているほうが、世界は平和なんだということなんです。結局殺人鬼はいたかいなかったかわからずに終わったと思うんですが。中学生でこんなの読んだら、考え込んじゃいますよね(笑)。秋田先生は文体もいいんです。文章でものめり込みました」——河野裕(目前BW上面可以每天免费阅读10分钟)
  • 屍鬼 文库版

    小野不由美 / 新潮社

    大学生の頃に読んだ『屍鬼』もすごく好き——作家の読書道 第238回:河野裕さん
  • あしたのジョー

    1970-03-07 / ちばてつや / 講談社

    女人则异常敏捷地空击※(シャドーボクシング,即shadowboxing,对着空气出拳),并说:“难不成,你觉得能赢过小时候憧憬《明日之丈》的我?”——愛されてんだと自覚しな
  • 夢追い虫

    2001-10-11 / スピッツ

    削れて減りながら進む〉という歌詞は、私の中のヒーロー像としてずっとあります。私がヒーローを書く時はだいたい、削れて減りながら進んでいる、と思いながら書いています。だって、進むと絶対削れるじゃないですか。物理的にも絶対に靴底は削れているはずだし。そこにカメラのピントを合わせるところが好きですね。息が上がるとか汗が流れるとか叫ぶとかじゃなくて、「靴底が削れる」なんです、私の中のヒーロー像は。————作家の読書道 第238回:河野裕さん
  • Do Androids Dream of Electric Sheep?

    1968 / Philip K. Dick / Doubleday / 210

    ——《重启咲良田》
  • 運命の人

    1997-11-27 / スピッツ

    “一听说是关于恋人的歌,我还很吃惊。” “会这样误解的,我估计这世上可能也就你一个。” “这样吗?” “毕竟这歌词并没有那么难懂嘛。” 但我听了《命中之人》后,想象的是和蔼的父亲对小男孩说话的情景。也就是说,我自顾自地认为所谓“命运”的“命”就是血缘关系。“存在于此的是,不仅温柔还很了不起的野兽”——像这样的歌词,与其说是对恋人说的话语,感觉还是父亲对孩子略显腼腆地作自我介绍才更相符。 ——《君の名前の横顔》
  • MOTHER

    1989-07-27 / WiiU、FC / RPG

    ——《即使那是片虚假的洁白》 MOTHERシリーズ(ゲーム)のポーキーって知ってますか? 主人公・ネスの隣の家に暮らす少年で、冒頭だけ同行する。ネスが「仲間を集めて世界を救え!」といわれる横で、自分もその仲間のひとりなのではないかとドキドキしている。でも、実際にはネスの仲間としての役割を与えられなかった少年です。 ポーキーは家庭に問題があり、利己的かつ暴力的で、行く先々でネスの邪魔をし、最終戦闘でも敵として登場します。一方でネスに憧れ続け、友達でありたいと思ってもいます。 ポーキーはネスと関わる手段を、敵対する(嫌がらせする)方法しか持たなかったのだと思います。 ポーキーはコミュニケーション面で自身を制御できず、おそらくそのことに自覚的です。一方で自己を肯定するため、自身の選択を素晴らしいものだと考えようとします。 ポーキーはコミカルに誇張されていますが、根っこの、このコミュニケーションと自己肯定の歪みは現実に存在するものです。————https://twitter.com/konoyutaka/status/1664268046347931650
  • 夜は短し歩けよ乙女

    2017年4月7日 / 湯浅政明 / 森見登美彦(角川文庫刊)

    ただ楽しく読める小説を探して本棚を見渡した話をしましたが、そのうちの一冊は、森見登美彦もりみとみひこさんの『夜は短し歩けよ乙女』でした。そこからの影響はかなりありますね。「くすっと笑える」という意味でも、レトロとモダンを混在させた文体という意味でも。影響を受け入れた上で、自分なりの軽やかさやリズム感を追求してみた感じです。————6/3(土)TBS系列「王様のブランチ」に登場! 『愛されてんだと自覚しな』――著者・河野裕さんロングインタビュー(https://bessatsu-bunshun.com/n/na0e4d86d46e3)
  • 少女は夜を綴らない

    2017-07-21 / 逸木裕 / KADOKAWA / 328

    ずっと不安な小説だ。 文章自体は読みやすく、安定している。堅苦しい印象もない。 最後にこの少女は「善」の側を選んでくれるのだろうか、というのが、本書が持つ不安感の根本だ。 もちろんミステリではあるが、根本的な部分は青春小説だろうと思う。スポーツ、音楽、恋愛。なんでもいいけれど、主人公がなにかひとつのジャンルに出合うことで起こる、人間的な変化を主軸にした物語だ。ただ出合うものが「殺人計画」であるというだけで、どちらに転ぶかわからない少女の性質も含めて、本書は極めて真っ当な青春小説として面白く読めた。——https://www.bookbang.jp/review/article/540681
  • たったひとつの冴えたやりかた

    1987-10-01 / ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア / 早川書房 / 387

    ——《北野坂侦探舍》第二卷:《つれづれ、北野坂探偵舎 感情を売る非情な職業》
  • 草枕

    1906年 / 夏目漱石 / 春陽堂

    漱石でいうと初期の作品が好きで『草枕』が一番好きなんです。文章が美しい。『草枕』の主人公は、本を最初から読まないんです。適当なページをめくって読んで、〝なんでそんな読み方をするの〟と言われて、〝最初から読み始めたら最後まで読まなくてはいけない〟と答えるところがあって、〝適当に開いたページが面白いのがいい本なんだ〟というやりとりがあるんです。いまでも〝こういう小説を書きたい〟と思います。——河野裕 (有大陆版,丰子恺译本《旅宿》)
  • 世界は密室でできている。

    2002-04-05 / 舞城王太郎 / 講談社、尖端出版 / 224

    『世界は密室でできている。』なんてめちゃめちゃ好きでしたし、いまだに好きです。ストーリも好きなんですけれど、特にクライマックスあたりにある「何たるアンチクライマックス」っていう1文が格好良すぎてたまらないですね。——作家の読書道 第238回:河野裕さん(有台译本《世界以密室为本》)
  • 夏の庭―The Friends

    1994-03 / 湯本香樹実 / 新潮社 / 221

    紀伊國屋書店新宿本店河野裕特設コーナー『昨日星を探した言い訳』と一緒に読みたい本10選 (有大陆版《夏之庭》《夏日的庭院》)
  • チ。―地球の運動について―

    2020-12-11 / 魚豊 / 小学館

    この漫画が、とても好きです。 「チ。ー地球の運動についてー」。 https://t.co/2qVNf6RkEj
  • ドグラ・マグラ

    1976-10-13 / 夢野 久作 / 角川書店

    文字の並びそのものが不安感を駆り立てる小説——https://www.bookbang.jp/review/article/540681
  • 熱帯

    2018-11-16 / 文藝春秋 / 544

    すごく良かったです。 こういう、要約したらなんの意味もないような小説が好き。 (そのくせ前半のストーリーが面白すぎるせいで、「つまり!?」と前のめりに要約を聞きたくなるので、後半読むのにへんな雑念が混じった感はあります、笑)——https://t.co/zlYWVW82M6
  • 営繕かるかや怪異譚

    2014-12-03 / 小野不由美 / KADOKAWA、新星出版社、獨步文化

    紀伊國屋書店新宿本店河野裕特設コーナー『昨日星を探した言い訳』と一緒に読みたい本10選(有台版)
  • Curtain

    1975-09(英国) / Collins Crime Club(英国)、Dodd, Mead and Company(美国)

    “你看过《帷幕》么?” “没。帷幕?” “是波洛的最后一案。不过嘛,没看过的话也行。” “就算是被剧透了推理小说的结局,我倒也不介意的。” “不能这么说。我是爱看书的猫,爱看书是要有几个严格准则的。” ——阶梯岛特典《冬の屋上のカーテン》
  • 雪沼とその周辺

    2007-07-30 / 堀江敏幸 / 新潮社 / 206

    紀伊國屋書店新宿本店河野裕特設コーナー『昨日星を探した言い訳』と一緒に読みたい本10選。 堀江さんのテキストは本当に美しいです。「雪沼とその周辺」もおすすめです。——2020年12月5日Twitter
  • 旅のラゴス

    1994-03-25 / 筒井康隆 / 新潮社 / 205

    筒井さんはものすごい作家ですが、私がやりたいこととは違うことをやっていると思っていたんです。でも、『旅のラゴス』はまさに私がやりたいことをやっていて、打ちひしがれました。――やりたいことというのは?河野:なんというか...。感情の書き方なんですよね。喜怒哀楽を立たせて書くんじゃなくて、ぐっと理性で押さえつけてもなお消えない感情を書くみたいな感じ。それが私の憧れでもあるので。それと、あの小説は、ものすごく壮大な半生をあのページ数で書いておきながら書き急いでいる感じがしない時点でものすごいと思っています。この小説も最後がめちゃくちゃきれいなんですよ。——作家の読書道 第238回:河野裕さん////紀伊國屋書店新宿本店河野裕特設コーナー『昨日星を探した言い訳』と一緒に読みたい本10選
  • 約束の果て

    2020-3-25 / 高丘哲次 / 新潮社

    紀伊國屋書店新宿本店河野裕特設コーナー『昨日星を探した言い訳』と一緒に読みたい本10選
  • 蛍と月の真ん中で

    2021-10-19 / 河邉徹 / ポプラ社 / 292

    「蛍と月の真ん中で」の河邉徹さん、アニメ版サクラダリセットの2期オープニング「だから僕は僕を手放す」のWEAVERのドラムを担当されていたんですね! 今日編集さんに教えていただいて、びっくりしました。それくらい知っとけという話である。——twitter 2021-11-16
  • MUSIC

    2010-04-01 / 古川日出男 / 新潮社 / 350

    今は古川日出男さんの『MUSIC』を、ものすごくゆっくり読んでいます。よくこの文体で最初から最後までやろうとしたなあと、戦慄しながら読んでいます。——作家の読書道 第238回:河野裕さん
  • 教室のゴルディロックスゾーン

    2023-06-28 / こざわたまこ / 小学館 / 290

    感想が難しい、というか、短く感想をまとめる意味がない種類の小説だと思うので、なんかだらだら書いてみます。MOTHERシリーズ(ゲーム)のポーキーって知ってますか? 主人公・ネスの隣の家に暮らす少年で、冒頭だけ同行する。ネスが「仲間を集めて世界を救え!」といわれる横で、自分もその仲間のひとりなのではないかとドキドキしている。でも、実際にはネスの仲間としての役割を与えられなかった少年です。 ポーキーは家庭に問題があり、利己的かつ暴力的で、行く先々でネスの邪魔をし、最終戦闘でも敵として登場します。一方でネスに憧れ続け、友達でありたいと思ってもいます。 ポーキーはネスと関わる手段を、敵対する(嫌がらせする)方法しか持たなかったのだと思います。 ポーキーはコミュニケーション面で自身を制御できず、おそらくそのことに自覚的です。一方で自己を肯定するため、自身の選択を素晴らしいものだと考えようとします。 ポーキーはコミカルに誇張されていますが、根っこの、このコミュニケーションと自己肯定の歪みは現実に存在するものです。 で、そのコミカルな誇張を控え、リアルなタッチでコミュニケーションと自己肯定の歪みを書いた小説というのが、「教室のゴルディロックスゾーン」の印象でした。 中学校の教室を舞台に、細分化された小型ポーキーを抱えた少女たちが、それぞれ葛藤している。 この物語には、完全な善を象徴する主人公が存在しません(そちらサイドにみえるキャラクターはいますが)。 だからこそ彼女たちには、自力で回復する余地がある。皆がそれぞれ歪だから、共感し合える可能性を残している。現実の教室が、あるいはそれよりも少し広い世界がそうであるように。 この小説は、各々が自身の中にいるポーキーに悩まされ、なんとか打ち倒そうとする小説のようにもみえます。でも、どちらかというと、自身のポーキーを認め、他者のポーキーを受け入れる小説なのではないかと思います。 ご興味がありましたら、ぜひ。——https://twitter.com/konoyutaka/status/1664268046347931650