NieR:Automata Original Soundtrack

喜ビヲ！ 分かち会オウ！

「遊園地廃墟」ステージで流れるBGM。
9Sが「異様な雰囲気」と言うように、ここは敵キャラである機械生命体たちがピエロの格好をして遊園地を跋扈しているかなり奇妙なステージ。
いかにも遊園地らしい妖しげで煌びやかな音色に、Emi Evans氏の蠱惑的な歌声が重なったミステリアスな1曲。
一方で廃墟を感じさせるようなメランコリックなメロディーも特徴的で、楽しさと悲しさが混在しているような幻想的な音楽。

この曲に関して作曲者である帆足氏は、作曲自体にはそれほど強い思い入れは無いという。
だが実際にプレイしてみたら「このステージの説得力はすごいな！」と感じたらしく、それほどステージと曲がマッチングしていた。
そんな具合で本作の音楽の中でもかなりの人気曲であり、カラオケのJOYSOUNDにもこの曲が配信されている。

この曲は他のステージ曲と同じく「丙・乙・甲・丁」とバージョンが4つある。
「丙」は遊園地入り口や中ボス撃破後などで使用。伴奏はほぼアンビエントである。
「乙」は遊園地の路地など、非戦闘時などの移動シーンで使用。伴奏にピアノが追加。
「甲」は戦闘時やジェットコースターなどで使用。1番よく聞くバージョンである。パーカッションが伴奏に加わり激しい形に。
「丁」はハッキング時のチップチューンバージョン。あんまり聞く機会ないかも？
これ以外にも「NieR:Automata Arranged & Unreleased Tracks」にMiliのmomocashew氏が歌うアレンジバージョンが収録されている。