電車男

ep.2 初デートへ向け大変身

时长: / 首播:2005-07-14
 沙織(伊東美咲)は、電車の中で酔客に絡まれたところを助けようとしてくれた剛司(伊藤淳史)に、宅配便でお礼の品を贈った。それは、エルメスのティーカップだった。その経緯をインターネットの巨大掲示板にある「独身男が毒づく板」で報告した剛司は、皆本(小栗旬)や牛島(六角精児)、一坂(温水洋一)らネットの住人たちから強力な後押しを受け、勇気を振り絞って沙織に電話する。しかし、啓介(速水もこみち)とバーで飲んでいた沙織は、見覚えのない電話番号だったこともあって電話には出なかった。剛司は、とりあえず留守電にメッセージを残し、電話を切った。
 あくる朝、剛司が残した留守電のメッセージを聞いた沙織は、すぐさま彼に電話をかけた。が、ちょうどその時、上司の黒木(佐藤二朗)に呼ばれていた剛司は、電話に気づかない。席に戻った剛司は、沙織から電話があったことに驚き、慌ててかけ直そうとするが、今度は担当している派遣スタッフ・美鈴(白石美帆)から電話が入る。美鈴は、派遣初日から上司と揉めてしまったのだという。しかも、美鈴と長電話したせいで、剛司の携帯電話の電池が切れてしまい…。
 その夜、同僚の果歩(佐藤江梨子)、裕子(須藤理彩)と飲みに出かけた沙織は、剛司のことをふたりに話す。下心があったから助けようとした、と言う果歩に対し、勇敢なヒーローだと思う、と言う裕子。誠実そうな剛司に対して好感を持っていた沙織は、連絡が取れないことが残念で仕方ない。
 同じころ、剛司は、黒木に命じられた接待の席で、得意のアニメ話に夢中になっていた。それが原因で黒木の怒りを買い、落ち込んで帰宅した剛司は、沙織から何度か電話があったのに出られなかったこと、これから彼女に電話することを掲示板に書き込む。剛司の帰りを待ちわびていたネットの住人たちは大騒ぎだ。「カップのお礼に食事に誘え」と住人たちにアドバイスされた剛司は、思い切って沙織を食事に誘う。ネットの住人たちは、リアルタイムで沙織との電話の内容を報告してくる剛司にさまざまなアドバイスを送るが…。

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