ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU

ep.32 武器ナシ弾ナシ親友アリ! 二人ぼっちの地上戦!!

时长: / 首播:2006-08-06
脚本 三条陸  演出 三塚雅人  作画監督 梨澤孝司(メカニック) 直井正博(キャラクター)  美術監督 秋山健太郎 

グレートに殲滅させられたワルキューレが残骸となって復活!  ガイキングのボディとともに上空のデスクロスポイントに消えた。 ダイヤの危機にピュリアのSスティンガーが飛び出し、異空間に消える。 そして、デスクロスは完全に消失してしまった…!  高笑いのプロイストはその姿を消す! ダイヤの家を訪れたナオトは途中で、車に乗った倉田・芝という2人組と合流し、共に家に向かう。実は彼らはダリウス人だっだ。 地上にも二つの世界の平和のために戦う大空魔竜の協力者がいたのだ。 彼らがダイヤが旅立った後も情報提供や協力をしてくれていたのである。 ダイヤの家につき、母に最近の近況を報告する2人であった。 傷ついたガイキングとスティンガーの下で、意識を取り戻したダイヤ。 そこは絶海の孤島。 しかも上空には青空が広がっていた………! 一方、ガイキングを地上へ追いやったプロイストは新軍団を編成した。 ノーザと同じく生体スペアを使った四つ子のごとき新四天王・ニキータ、ヒガント、バニシューム、テルミナにそれぞれの軍団を任せ、最終プランの発動を指令する。 4人はまるで人形のようにそれに従う。 2度とノーザのような失敗作を造るまいというプロイストの心がそうさせたのだ。 一方、ピュリアを近くから救い出し、孤島で2人きりになるダイヤ。 炎の力を使い果たしたガイキングとスティンガーはもはや数10キロも飛べない。 周囲に全く陸地はない………。 やむなくあれこれとサバイバル生活にトライする2人。 同じ頃、世界各地の工業地帯から、少しずつ、奇怪な部品のようなものが結集しつつあった! それは海中で組み上がり、地上潜伏鉄獣になっていった! 宇都海市に一泊したチェリーたちは翌朝急報を受ける。 ダイヤたちが地上にいる事を知るナオトと母! 迫るバラングス! 日本近海に接近中! ナオト、帰らんとしたチェリーたちに決然と追いすがる! 一方、海中で森で、七転八倒するダイヤとピュリア。 なんとか食事を手に入れつつ、ガイキングの炎を見てみる。 炎はゼロになる事はなく、ハイドリュートフレアが充填されれば再び燃え上がるのだが…。 その炎が微妙に揺れはじめた。 そして、ルルほどではないが戦いの中で鋭敏になって来た2人の感覚が近付く邪悪の炎を感じる! まさか、地上にも敵が?! ヤバい! そこへヘリの爆音が響く。 大喜びで手を振るダイヤたち。 「まずくねーか? ガイキングなんか見られちまって…」 「この際、贅沢言ってられるか!」 すると中から出て来たのは先ほどのダリウス人だった。 地上の協力者として名前だけはピュリアも聞いた事があった。 そして、そのヘリの背後から現れたのはナオト! 目に涙をためたナオトと再会するダイヤ! ナオトはどうしてもダイヤに会いたくて無理を言ってついて来てしまったのだ。海上自衛隊の輸送艦「ほむら」が接近していた。 搭乗し、ほむらに向かって飛ぶダイヤたち。 すると甲板がガイキングを迎え入れるように開いた! 中には黒いシートに包まれたバート1と2、そして炎の炉が!驚愕するダイヤたち。 「言っておくけど艦にも手足にも武器はついてないよ。一応、機材扱いだから。」 「じゅ…充分だぜ、地上で炎が回復できるってだけでさ! ありがとう!」 地上にも心強い味方がいた事に感動するダイヤたち。 そこへ迫る鉄獣! 攻撃を開始し、危機にみまわれるほむら!ほむらから、すでに炎を注入済みの手足を射出、合体して充填をさせる。 地上製パート1、2が攻撃をかいくぐってガイキングと合体! ガイキングに炎が蘇った! 格好良く復活するかと思いきや、高熱で燃えた黒いシートの下から派手な色の手足が露出した! しかも武装は無い。武器はハイドロブレイザーとデスパーサイト、ボルトパライザーのみ! だが、地上製の炎のためかハイドロのパワーがなかなか上がらない。しかもバラングスは思わぬ強敵で、ピンチになるスカイガイキング。 だが、ダイヤとピュリアはひるまない! ガイキング逆襲! ついにこれを倒した! 大歓声のほむらブリッジ! ダイヤの家の電話が鳴る。 とって声をつまらせる母。 「ただいまはまだ言えねえけど、近くに寄ったから、さ。」 「ダイヤ………!」 ダイヤも笑顔で小さく涙をにじませていた。 ほむらの中に横たわるガイキング。その時、上空に異変が! 空の一点に不思議な緑の輝きが現れた! えっとなり天を仰ぐ一同! それは遠く宇宙の彼方から地球に降り注いだ一条の光であった。

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