最強のふたり~京都府警 特別捜査班~

ep.3 出戻り刑事と女班長花火の夜の約束!!父娘3秒間の再会

时长: / 首播:2015-07-30
 名人と名高い花火師の相羽邦雄(有福正志)が、作業小屋で死体となって見つかった。第一発見者はなんと嘱託刑事・東雲尋八(橋爪功)で、再来週に開催される花火大会に向けて自分を雇ってもらえないか頼みに行って遺体と出くわしたなどと話す。危うく容疑者になりかけた東雲の、のらりくらりとした説明に、班長の夏木朝子(名取裕子)は怒り心頭だ。
     怒りが収まらない朝子は、夏木班の汚名返上のためにも自分たちに捜査を任せてほしいと一課長の丸神敏明(羽場裕一)に直訴。1週間以内に結果を出すよう命じられる。

     さっそく朝子たちが高田鑑識課長(田中要次)と共に現場を検証したところ、作業小屋の外壁に焼け焦げた跡があり、傍らにバケツが転がっているのを発見。どうやら犯人が小屋に放火し、それを見つけた被害者が急いで消火したものと思われた。その後、被害者は犯人ともみあううちに突き飛ばされて後頭部を強打、死に至ったのではないか…。火薬が大量にある花火小屋に放火したということは、犯人は邦雄に強い恨みを抱く人物なのか…!? また、現場で空のカプセルトイの容器が見つかったのも謎だった。

     そんな中、被害者を恨んでいる人物が浮上。邦雄のひとり娘の恵利香(高橋かおり)との交際が原因で、10年前に破門になった花火職人・美乃部渉(本宮泰風)だった。恵利香と美乃部はすでに別れており、吉田美緒(酒井美紀)が調べたところ、彼のアリバイは完璧。美乃部は今となっては邦雄には感謝の思いしかないと語るが、一方の恵利香は、花火づくりに情熱を注ぎ、家族をないがしろにしてきた父親に憎しみを抱き続けてきたことが判明する。
     さらに、被害者は最近になって、望月遼馬(金子昇)という警備員を養子に迎えようとしていたことがわかる。遼馬は邦雄の跡取りになるため養子縁組を決めたと説明するが、東雲は彼のわずかな反応から遼馬の話が嘘だと見抜いて…!? なぜ被害者は赤の他人の遼馬を養子にしようと考えたのか…!? 謎が深まる中、花火小屋を再訪した東雲は、また新たな謎〝横向きの花火”に直面することになる!

    脚本:真部千晶 監督:猪原達三

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