ふしぎ工房症候群 朗読CD EPISODE12「ありがとう」

  • 发售日期: 2006-05-26
  • 价格: ¥ 2,100
  • 录音: cosmic☆factory
  • 碟片数量: 1
  • 艺术家: 高橋広樹
  • 发行商: cosmic☆factory

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日常に潜む些細で不可思議な出来事── あなたは「ふしぎ工房」を見つけることができるでしょうか? <物語> 僕の未来は夢と希望に満ちているはずだった。大学を卒業し、念願叶って公立高校の教師になった僕は、わずか数年の後に挫折する── ある年の春、中学校から札付きのワルがかなりの数、入学して来て学校が荒れ始めた。全体からすれば一部とはいえ、その影響はあっという間に他の生徒にも広がった。トイレや屋上での喫煙が日常化、校内での盗難、暴力が激しさを増し、何度も警察が出動する状況になった。生徒を止めようとした僕も暴行を受け、自分の無力さを徹底的に思い知ることになる。 そんな時、腐ったみかんは取り除け──という校長の強硬策が学校の指導体制を大幅に変える。校則という学内の法律を遵守させ、付いてこれない生徒を自主退学に追い込み、排除していく。これが功を奏し、学内が“浄化”され始めた。何の方策も持たない僕は、我が身を守るため、学校の方針に従った。 しかし、退学することが決まったある生徒たちの言葉が、僕の曖昧な心をえぐった。 あんたらは所詮他人だから、俺たちを平気で切り捨てる。あんたら大人が望む通り、オチコボレはオチコボレらしく生きてやる、と。そして、本当は学校をやめたくなかった──と言い残して出て行く生徒たちを引き止めることさえ出来ず、僕はただ茫然とした。 その夜、飲みつけない酒に酔った僕は、暴力団風の男に叩きのめされる。降りしきる雨の中、自分の惨めさに思わず声を出して笑った。 自分のちっぽけな立場を守るために、何人の生徒を犠牲にしてきたのか。未来ある若者を育てるのが職務のくせに、何人の生徒の未来を奪ってきたのか。一部の生徒を切り捨てることは、全員の希望を奪うだけだ── 我が身の愚かさに絶望した僕は、教師をやめる決意をする……
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