太陽帝国への謀反の意志が裁判で認められ、有罪となったカリスウェン。しかし、ボイス、ティーエ、グラウルたちの活躍により、なんとか窮地を脱出する。皇帝の意向に反し、世俗を離れ太陽神殿の大神官となることを決意するカリスウェン。それはレイトリンとの聖婚にのぞみ、国をまとめていくという彼なりの決意でもあった。一方、ティーエは、パートナーでもあり、友でもあるラクシとの思いを深め合いながら、次なる目的の地へと旅立つことを決意するのだが…。大長編的展開となった「太陽帝国編」と、次に待つ「ローダビア編」とを繋ぐ「旅立ち編」、物語はいよいよ佳境へと向かう。
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