ブラン・カッツェ～Le Petit Chaperon Rouge 前編

ブラン・カッツェ～Le Petit Chaperon Rouge
※ブラン・カッツェ～Le Petit Chaperon Rougeは「前編・中編・後編」の三部作構成です。
本作は「前編」になります。前編だけでは完結せず、中編へと続きます。ご注意ください。

■あらすじ
「御使い」の力を持って生まれ、籠の中の鳥として屋敷に閉じ込められてきた貴女。
父親主催のパーティに招かれていた軍人のキリシマと出会い、彼の患っていた病を「御使い」の力で癒やす。
驚きつつも貴女の力を受け入れてくれたキリシマは、困ったことがあれば力になると約束し、その場を去る。

4年後、キリシマとの再会を果たした貴女。
優しく接してくれるキリシマだが、彼にはある目論見があった。
それは貴女の持つ力を利用して、この国のすべてを掌握すること。
キリシマは貴女のすべてを手に入れるため、身も心も快楽に溺れさせる。
そして「御使い」の持つ力は、貴女とキリシマの運命を大きく狂わせていく――。
総再生時間(前編のみ・差分抜き):11時間35分

■人物紹介

・キリシマ(CV:茶介さま)
日本帝国軍に所属する職業軍人。
過去に理不尽を味わい、自分自身、そしてこの国を変えるために軍服を着ることを選んだ。
この国を生まれ変わらせるためにはすべての権力を掌握するしかないと、軍のトップを目指している。
上り詰めるためなら残虐非道な行為も厭わないが、唯一貴女にだけは優しく接する。

・貴女(ヒロイン(声無し)
生まれながらに「御使い」の力を持つ。
自分の持つ力のせいで母親を自殺に追いやってからは、感情の起伏を見せることがなくなった。
しかしキリシマに対してだけは次第に心を開いていく。

※『御使い(みつかい)』とは
ヒロインの持つ能力。
主に傷を癒したり心を落ち着かせることができるが、使い方によっては意のままに人を操り、死に追いやることも出来る。

***

・クジョウ　
貴女の父であり、陸軍上級大将。
妻(貴女の母親)を自殺で失ってからは、貴女とは距離を置いている。

・ミカゲ　
クジョウの娘であり、貴女とは腹違いの姉。
夫のアナン元帥と共に、かつての国力を取り戻すため活動している。

・カガリ　
クジョウの息子であり、貴女とは腹違いの兄。
貴女に対して、兄妹とは思えない程の過剰な執着を見せている。
「『身体髪膚、之を父母に受く。敢て毀傷せざるは、孝の始めなり』」

***