「文学少女」シリーズの野村美月、待望の最新作！
忘れたい人は、いますか。
忘れられたい人は、いますか。
静乃の優しすぎる恋人、誠が突如失踪した。職場に連絡すると彼は一年前に亡くなっているという。では、彼は一体誰だった？
静乃の脳内に存在する、自分のものではない思い出。これは人の記憶が綴られた書物を売買する、うたかた堂の仕業か。記憶に浮かぶ海を、静乃は目指した。冷めた目をした美貌の青年が書物を繙くとき、心に秘めた過去が、秘密が、願いが、解き明かされる！
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忘れたい人は、いますか。
忘れられたい人は、いますか。
静乃の優しすぎる恋人、誠が突如失踪した。職場に連絡すると彼は一年前に亡くなっているという。では、彼は一体誰だった？
静乃の脳内に存在する、自分のものではない思い出。これは人の記憶が綴られた書物を売買する、うたかた堂の仕業か。記憶に浮かぶ海を、静乃は目指した。冷めた目をした美貌の青年が書物を繙くとき、心に秘めた過去が、秘密が、願いが、解き明かされる！
补档2020/11/21：喜欢。罪、宽恕、救赎，个人最喜欢的沉重感情，光是这几个字就能让本人大脑发光。再加上叙事诡计用得也很妙，第二遍看的话会获得和第一遍不同的体验。后面有几个故事也不错，总的来说算是细腻温柔的故事。但是有几个问题也是挺明显的，比如一夜的设定有好多还没说清楚，搞得他就只是每话出现然后召唤书+念定番台词的工具人。虽然也有一些可爱的桥段，但是没法发自内心地体会到这个人的人格魅力。比如他说的没有记忆是怎么回事，家族早死是怎么回事，感觉有很多很多都没说清楚就草草结束了，也不知道是因为还有续集还是怎样。其实一夜这个人设还蛮可爱的，如果能再多用用，多深挖一下就好了。
三本书看下来，我大概明白可能我这辈子都没法再次看到野村美月写完整的长篇了，可能以后的书都会是这种故事集的形式吧。但能用这么这样温柔的方式述说着身怀伤痛的人为他人而奔走，能用这么有趣的笔触写出平凡人微不足道的小小幸福，能让笔下的主人公毫不犹豫地交出他们最宝贵的东西，也能让故事里的人们收获她们最美丽的礼物。只能说，明明这么悲伤却又都能让人笑着读完的故事，就是现在野村美月的全部了吧。